今は特に、思いの心から本心の心に、神さまが一生懸命引き戻そうとしてくれている時。
だから、本心側に立って、もう一回質問をして、答えを受け取る。どんな勉強も、もう一回、
本心の心で勉強し直さないと。受け方が間違っていた。もう全ての問題に対して、受け方が間違っている。
どんな教えを受けても、受け方が中途半端。間違った受け方をしている。
本心の心でもう一回受け直さないとダメ。全ての言葉全部がそう。真の神さまというのもそう。
真の自分というのもそう。もう全部、何から何まで全部そう。もう一回、本心の心で受け直したら、
大きく変化する。一つ一つの言葉全部、もう一回質問に出して、答えないとダメ。 

ありがとうございますの16項目とか、本心の16項目とか、他にも色々あっても、その一つ一つ、
何を表そうとしてくれているか。思いの質問と我の質問に答えるのは、全部間違っている。
本心の質問に対して、それも受け方の段階があるから、本心の自分に対して、どの程度の答えが降りてくるか。
受け方の段階ごとにしか降りないけど、だから、何回も質問を繰り返さないと、
本物がなかなか降りたのを受け取れないかもしれない。一回質問して、答えてもらったから、
それで最高のものを受け取ったかって言えない。やっぱり、自分の受け方が小さかったら、
小さくしか受け取れてない。真の神さまのほんの小さい一部しか受け取れていない。

最初の質問に対しても、やっぱり、思いの心に対しては、方便の教えがいる。突き放すだけではダメ。
本心の質問に対しては、その段階に応じた答えがいる。ただ、それは、段階に応じた答えだけでは足りない。
全体像を示しながら、必要な答えを混ぜないといけない。そうしないと、上に上がろうとしないし、上がれない。
だから、難しい。色んな質問に対して答えるのでも、必要な答えを与えないと答えにならない。
高い答えだけがいいのではない。高い答えは、低い人には必要ない。受け取れない。間違っている。
邪魔になるだけ。役に立っていない。だから、その人に必要な答えが、その時の答え。
何が本当に必要かって、その必要性を見抜かないとダメ。だから、一人ひとりを見て、どういう必要性があるかを
見抜いて、答えを出さないと、どんな答えも間違っているかもしれない。

そしたら、どういう答えを出してあげる?この手紙は、自分の悩みとかそんなものではなく、
本当は、深い悟りに到達したいから、一生懸命努力もし、考えているのだと思う。
ただ、思いの心が絡んでくると、そっちからも色んな誘惑とか邪魔が入る。それをどう調和させながら、
上へ昇っていけるか。完全に無視してっていうのは、そういう生き方が必要な時もあるけど、
やっぱり今いる場所の全ての波と合わしながら、調和させながら、上を進む、また下も救うという、
両方の働きが必要。上へ上がるばっかりだったら、高い方へ向いたらいい。
でも、下を救うのだったら、下へ合わす波も必要。両方活用できていないと間違う。
だから、何でも打ち消して、否定したらいいのではない。病気一つ、原因が沢山ある。
病気の原因全てを見通さないとダメだし、病気の治療法も消し方も、幾通りも沢山ある。
どういう消し方がいいのかっていうのも、段階ごとに全部違うはず。 

本心の自分にとって必要な「真の問答集」というのは、全体像をとらえて、何が必要かという答えがいる。
1つの問題に1つの答えではない。まず、全体像が要る。真の神さまの全体が要って、その段階の中で、
どういうのを受け取っていくか。やっぱり、自分に一番必要なものを受け取っていくのが、本当の勉強になる。
何が一番、今の自分にとって必要かってわかった時に、サッとつかめるのがいい。

だから、みんな一人ひとりに答える答え方は、全部違うと思う。でも、その答えが誰に合っているか?
本当は、自分に合っている。自分に一番ピッタリ合っているはず。自分に置き換えてみたらそう。
自分が、これが必要と思って、答えを出している。他の人に合うかどうかは、また別。
それは、自分にとって一番必要な勉強になると思う。自分を本当の意味で高め上げていくために、
必要な勉強になると思う。だから、人の質問ではなく、自分の質問。
そして、それに答えて、自分の心境を上げるいい勉強になると思う。
だから、みんなから色んな質問を出してもらって、それを自分の質問としてとらえて、
それに本当の答えを出していく。そうすると、今の自分の本当に必要な勉強が、沢山出来ていくと思う。

これも地図として残す方がいい。実際に、地図を書くのではないけど、全体をとらえて、
その部分の問題をとらえて、解決法をそこに持ってくる。それで、実行してみる。
そうすると、埋まっていく。大事なところが全部、埋まっていく。もう、ジクソーパズルの完成もあるけど、
地図の完成。そうすると、迷うことが無くなる。最短コースを歩めるようになる。
地図が無いとやっぱり迷うし、遠回りする。常に、質問に対して、正しい答えを早く出す方がいいと思う。
みんなに質問を出してもらって、それを自分の質問として、しっかりと本心の自分が答えようとする。
それが本当の良い勉強になる。地図作りになる。

他人事のように見ていたら、答えが違う、甘い。客観的に見ているというのと違う。
本当に命懸けな質問に対して、命懸けで答えるくらいでないと、本当の答えが出ない。
だから、本当の切実な問題として、自分がしっかりと答えを出そうとするのがいい。
必ず、答えは出てくる。本心の質問に対しては、必ず、答えがサッと降りるようになっている。
神さまが、理解を深め、自覚を深める為に、助けに降りるのが、本心の質問に対しての神さまの働きかけ。
必ず、答えがスッと降りるはず。ただ、真剣に問いかけないとダメ。
真剣に問いかけたら、必ず、本当の答えがサッと降りる。これは、何か言葉が聞こえてくるのではない。
神さまが降りるから、スッとわかる。これが本当の答えって言うのがわかる。
神さまの心がスッと入るからわかる。そういうのでないと、言葉でいくら答えを聞いても、理解ができていない。
わかっていない。神さまが降りて、初めてわかって、言葉になって、出てくる。
だから、もう真剣に、神さまの胸ぐらをつかんで、問いかけないといけない。

今日は、こういう一つ質問に対しての勉強だったけど、これからはもう、全ての問題に順番に取り組んで、
本当の答えを出していこうと思う。同じ質問が出たら、もう一回深く考えて、深い答えを引っ張り出さないとダメ。
そうすると、本心の自覚は、ぐんぐんぐんぐん深まると思う。
これからの勉強会は、そういう勉強会、本心の自覚を深めるための勉強会。
これが本当の悟りへの道になっている。真祈りの伝授の為の勉強。

(平成27年7月11日のお話③)