言葉って、何でも表現出来る。同じ言葉も神さまの世界の言葉は、全体を常に、とらえようとする言葉。
ありがとうございますの一言は、全体をとらえる。一言の中に、残りの言葉が全部、バックアップして支える働きをしている。
一つの言葉が、中に全部持っている。他の全てを持っているのが、真のプラスの言葉。バラバラではない。
残りの全てに支えられた言葉。これが、真のプラスの言葉。だから、ありがとうございますだけ唱えていても、全部中に含まれる。

 

だから、真の神さまだけって、この言葉を使うだけで、残り全部、中に含まれる。
真のプラスだけって言ったら、中に全部含まれる。一大循環の相象だけって言ったら、残り全部含まれる。
これが本当の真のプラス言葉になる。だから、これが本当に自由自在に使いこなせる自分というのは、
本心の自分でないと出来ない。自分が自由自在の心でないとわからない。
思いの心、我の心だったら、一つの意味しかとらえない。違うって言ってしまう。
でも、自由自在の本心の自分だったら、常に全体に支えられたすがたしかわからない。
だから、一つの言葉の、奥が全部、残りの言葉全部が支えに回っているとわかる。
全てを一つのとらえる完璧な一つにとらえる。

だから、常に完璧な一つというとらえ方が大事。そしたら、真の神さましかないのが良くわかって来る。
他に何もないってわかる。本心の自分が真の神さま以外何もないってわかる。
だから、いかに自由自在な自分に成っていくか。受ける立場だったら、間違う。一点しかつかまないから。
立場が一つに限定されるから。それで間違う。本心の立場に戻るのは、絶対、与え続けないと、
大きく与え続けないと忘れてしまう。

それで、真祈りも大きく与え続ける祈りになっている。どこまでも大きく大きく与え続けようとしたら、
自由自在な自分に戻れる。その自分は、本当の意味で真の神さまをしっかりととらえられる。完璧な一つって、よくわかる。
それで、支えに回らないといけない。全体を支えようという立場に立たないと、それを忘れたら、
すぐに思いの我の心に陥っていく。だから、一瞬一瞬が真剣勝負みたいなもの。
支えよう、支えようという気持ちがないと、本当に全体から支えてもらえない。
全体から支えてもらったら、自由自在な本心に戻っていく。

だから、自分の立場を完全に捨て切って、初めて自由にしてもらう。
自分の立場を守ろうというのは、一点を守ろうとしている。一点をつかんで、放そうとしていない。
それで、小さくなっている。我の自分になる。でも、自分の立場を捨てた人は、みんなの立場に立てる。
みんなが自分の立場を与えてくるから。全ての立場に立てる。自分から求めるのではない。
自分の立場を全体に与えるから、周りの人が同じように、自分の立場を与えてくる。
与えてもらった立場が自分の立場。だから、全体の全ての立場に立てるのがそう。
だから、自分の立場を全体に与え尽さないとダメ。

思いの心は、損したと思う。自分の立場を人に与えたら損したと思うのだけど、でも、反対。
本心の立場は、与えて得をする。与えたら、無限倍にして返してもらう。これをしっかりと体得して実感しないと。
ちょっとでも自分を守ろうとしたら、小さい立場にしがみついている。
一点をつかんで、小さく小さく、どんどんどんどん小さくなっている。
その立場を広げるのは、どれだけ大勢を対象に与え続けるか。それも、ちょっとだけ広げたくらいでは、なかなか大きくならないから、
それで全体へって、いつも全体へ、全てへ、という気持ちが要る。

だから、大きい祈り方が一番いい。絶対の中心という立場、一番大きい立場から、真の神さまを全体へ与え続けようという、
こういう気持ちで祈り続けたら、神さまがそういう立場に自分を置いてくれる。そこへ引き戻してくれる。
自分の力では難しい。小さい自分がそこへ戻るのではない。反対。神さまの立場を新たに与えてもらう。
小さい立場を大きくするのではない。それは、できない。永遠に不可能。神さまの立場を新たに与えてもらえる。
それで、大きい立場の自分に戻してくれる。そしたら、小さい立場が要らないから、我が消える。小さい自分が消える。
これも思いの心は、小さい自分を大きくしようとする。不可能なのに、絶対できないことを願う。
だから、出来ない。本心の自分は、反対。神さまから新たに与えてもらって、大きく戻してもらおうとする。
だから、自分では何をしなくても、神さまが戻してくれる。それで、神さまのお手伝いに生きようとする。

虚の世界をどうして生み出したかって、これをしっかり一人ひとり、自分なりに考えないとダメ。
自分で考えて、答えを出しておかないと忘れてしまう。人の言うことを聴いても忘れる。
自分でしっかり考えて、自分の答えを出しておいたら忘れない。なぜ、虚の世界が生まれたかって。
なぜ、自分の世界が生まれているのかって。みんな自分の責任で作り上げている。

だから、自分の運命や世界が自分の責任で生み出せなかったら、絶対自分の願い通りにはならない。
全て自分の責任で生み出せるから、自分の自由自在になる。だから、他のせいにしていたら、絶対不可能。
自分の運命は、絶対に良くならない。自分の選んで作り出せる能力を、全部捨てたことになる。
だから、全て自分の責任ってわかったら、自分の運命も世界も自由自在になる。
他のせいにしていたら、絶対に自由にならない。マイナスばっかりになる。だから、周りのせいではない。
みんな自分の言葉通り。自分の選んで使う言葉通りになる。必ず、そうなる。
言葉さえしっかりと選び続けたらいい。選んだ言葉通りになっていく。
本当に真の神さまだけって言い続けたら、真の神さまだけになる。真のプラスだけって言い続けたら、真のプラスになる。
絶対そうなる。

だから、真理というのは、一番単純で明快でわかりやすい。実行しやすい。難しくない。アホでもできる。
一つ覚えのアホでいい。ありがとうございますだけで、本当の幸せな自分に戻れる。
ありがとうございますを選べばいいだけ。賢い人は、他を選ぶ。難しい言葉を一杯選んで使っている。



(平成27年4月25日のお話③)