真のありがとうございます 

 
 

自分でしなければならないことは何もない。何もしなかったらいいだけ。反対。神さまが全部与えてくれる、してくれる。
自分に必要なものを全部自分で作って、用意して、使っているかって、そんなことはない。反対。
自分に必要なものを全部、全体がみんなが作って、用意して、与えてくれて、使わせてもらう。もう全てがそう。

太陽の光も自分が作っているのではない。太陽を作って、光を自分に与えているのではない。大自然は全部そう。人間界のものも同じ。
道路を自分が作って、その上を、自分で車を作って、走って、そうではない。道も作ってもらって、車も作ってもらって、全部乗せてもらって、
何から何までみんなにしてもらって、助けてもらってばっかり。結局自分は何もしていない。みんなに支えてもらっているだけ。
これに気付かないのが不思議。なぜか?自分がみんなを支えようとしたら、気づく。みんなを支えようとしたら気づく。
みんなを支えようという気持ちを起こしたら、みんなに支えてもらっていることに気づく。それだけ。そしたら、幸せな自分。
それで、みんなを支えようとするのが大事というだけ。元から与えてもらっていることに気付けばいいだけ。

ありがとうございますという言葉は、真の神さまのお蔭、全体のお蔭、みんなのお蔭という言葉。
ありがとうございますの一言で、全体の助けを、支えを受けたらいいだけ。一瞬一瞬、新たにありがとうございます、ありがとうございますって受け続けるだけ。
みんなの愛の支えを、みんなの愛を感じ取るだけ。この世だけではない。あの世からも全ての次元、無限の無限の次元からも、
一番奥の真の神さまからも、全てから受け続けるだけ。元から全部、与え続けてもらっている。それを受けたらいいだけ、受け続けたらいいだけ。 
そういう心になればいいだけの話。ありがとうございますで、本当の支える心になればいいだけ。そしたら、そのまま無条件の幸せで一杯。
最初から幸せ一杯にしてもらっている。

ちょっと支えようという気持ちを起こしたらいいだけ。地球を支えようと思っただけで、自分一人では、本当は何もできないけど、
みんなが地球を支えようとして、一生懸命になってくれているのがわかる。みんなの支えのお蔭ってわかる。
だんだんと奥深いものを感じたら、真の神さまが支えてくれているって、全体が、みんなが支えてくれているってよくわかる。
ほんのちょっと支える気持ちを起こしたらいい。だから、自分がするのは、本当は邪魔しているだけかもしれないけど、
でも、支えようという気持ちで、ちょっとでも邪魔をしたら、本当の支えは感じ取れる。神さまの働きの中へ入り込めばいい。お邪魔しますって。(笑)

小さい自分にとっても大きい自分にとっても、全ての自分にとって、本当に真の神さまから全体を支えてもらっているだけのすがたしかない。
周りの全てのすがたが本当はそう。地獄絵図のマイナスのすがたも、みんな自分の身代わりの振り替えの、大犠牲精神の愛の振り替えの働き。
そしたら、有難いばっかり。プラスはプラスで、本当に必要なものを、全部無償で与え続けてくれる愛のすがた。
どんな小さいものも大きいものも、全部そう。自分を幸せにしようとする、神さまの愛の支えのすがた。自分は何もしていないのに、与え続けてもらっている。

だから、本当に先に支えてもらっているというのに気づいたら恩返しになる。これを逆にしたら、求める心を起こす。
会社に勤めている人でもそう。先に給料をもらったと思ったら、恩返しになる。働いたからお給料をもらうと言ったら、お給料を求める。反対。
大体会社に入ったら、研修期間ってある。研修期間があるというのは、先に会社から色々もらっている。お給料を含めて、
会社から色んなものを一杯もらったことになる。それに気づいた人は、恩返しで会社に奉仕をすればいいだけ。
だから、毎月先にお給料をもらっている。だから、恩返しに生きるというのが本当は、会社に勤めている人の本当の生き方。

恩返しだけに生きる。働きが本物になる。これが先にお金を求めてすると、逆になる。生まれてこの方、お世話になりっぱなし。
そうすると、恩返しだけに生きるのが、本当は正しい。一生、恩返しの生き方が本物。
何も求めないでも、先に助け続けてもらったのだから、恩返しだけに生きて、正しい。そしたら、全体から大きく支えてもらえる。
恩返しするほど、大きくみんなから、大勢から支えてもらえる自分に変わる。小さい意味でなく、大きい意味で支えてもらえる。

失業して働く場がないというけど、そういう場合でも、タダで働けばいい。タダで働かせてくださいって、そこへ飛び込めばいい。
タダで働いて終わることは、絶対にない。しっかり働いたら、お給料をたくさんもらう。お給料をたくさんもらって、ここで働いてくれと言われる。

本当に恩返しで働くというのは、タダで働くというのが、本当に正しい。お金をもらって取ろうというのは、間違い。
神さまの生き方は、やっぱり無償で与え続けるのが本当の正しい生き方。それを、お手本を示している。だから、無償で与え続けてもいい。
そしたら、周りから恩返しで大きく支え続けてくれるすがたが出てくる。そしたら、自分の求める以上に、必要なものは全部与えてもらえる。 

それよりも、ありがとうございますの方が、何万倍何億倍大きい働き。ありがとうございますって祈り続ける、与え続ける方が大きい働き。
だから、どこにいても、どこで働いていても、ありがとうございますを唱えることは、大きい徳積。神さまの大きい徳をみんなに施してもらう。
毎日働いて一万円をもらう、毎日祈り続けたら1億円、徳の貯金を積んでいる。そのくらい価値がある。
だから、祈りながら、祈りながら必要なことをさせてもらったらいいだけ。常に祈るって、これが大事。

 
(平成27年3月7日のお話B)