冊子配りは、元から神さまの大きい計画の中にあった。まず私がこの世に生まれてくるとき、
何のために生まれてきたか、生まれた時に、真の神さま、宇宙の大神さまが、直々に言葉をくれているの。
この子は、神が育てるって。全ての問題を、どんな問題でも右左に解決できる力を神が授けるって。
神さまが直々に降りて、全ての問題を解決する。ちゃんと約束をしてくれた。
そのために親は、絶対この子に干渉するなって言った。一切干渉したらダメって釘を刺したの。
小さい頃からずっと神さまの護りの中で育ててもらった。だから神さまが本当に必要なものを与え続けてくれる。
どんな危険な時でも、完璧な護りがある。戦争で空襲に遭っても、絨毯爆撃で焼夷弾が落ちて、
爆弾がどんどんどんどんって落ちても、ここだけは絶対落とさないって神さまが約束したら、絶対落ちなかった。
ここだけは、絶対安心だから、空襲警報が鳴ったら外へ行くなって厳命してた。絶対落ちない。
常に大奇蹟の護りだった、ずーっとね。

色んな問題が色々あったけど、人間業ではなかった。ホントに神さまの護りで、
神さまの護りがどれだけ大きいかって、ずーっと体験させ続けてくれた。
それで小さい時から、本当に耐乏生活をさせてもらったのも、私一人のためだった。
一切他に頼れないようにしておいて、本当に神さまだけにすがるようにしておいて、耐乏生活をさせてきた。
何のためかっていうと、本当に必要なだけで、耐えられるようにならないといけない。
一切の五欲の心を消しきって、一切の我を消さないとダメなの。そのために耐乏生活で鍛えてくれた。

食べ物でも、小学校に上がったくらいから、耐乏生活に入っているの。高校を卒業するぐらいまで、12年。
本当に何もない状態。食べ物は三食なんか食べない。一食食べられるかどうか。食べない日も多かった。
小学校の時でも、無かったら断食を、一週間や二週間していた。着る物も着たきり雀。着替えはなかった。
高校に行っていても、一年の時かぎ裂きを作って、三年間一枚きりしかないから、それをずっと着ていた。
だから着替えは無いの。

お金も絶対に与えてもらえなかった。必要なだけは、教科書を買うとか必要なだけは、お金をもらう。
教科書代だけは、ピタッと与えてくれたの。そのほかは一切何も与えてくれない。何のためか。
思いを一切かぶらないようにしてくれた。だからどんな苦労も、苦に思えなかった。思いがないから。
苦に思うというのは、思い通りにならないから、苦になる。七難八苦ってみんなそう。思いの心の苦しみ。

だから思いを全部取ってくれたら、思いをかぶらなかったら、一切苦に思わない。
だから心がいつも安らいでいる、喜び一杯。ただ小さい時からの願いは、本当にみんなを幸せにしたい、
地球を救いたい、本当の意味で、みんなを本心に戻したい。この願いしかなかった。
いつもそのために、自分をしっかり鍛えぬかないとダメだ、っていうような気持ちだった。

だから勉強でも、学校の勉強だけしていてもダメだから、ありとあらゆる本を一杯読んでいる。
試験の時の勉強も、試験の範囲以外のものもさせられた。お前ここ抜いているじゃないかって言われた。
試験のための勉強だったら、試験の範囲だけすればいいんだけど、それはダメだっていう。
必要な勉強は全部しないとダメだって。

学校の勉強も、鉛筆やノートが手に入らない。たいてい教科書代だけ。だからノートに書くなんてできない。
みんな頭に書くの。学校での勉強は全部一回きり。全部覚えてしまわないとダメ。
家に帰って勉強する時間はほとんどなかった。内職を一杯させられて。色んな仕事をずーっとしていたから。
朝二時頃から仕事して、朝学校に行って、帰ったらまた内職の仕事していた。
やっぱりそれは必要な訓練だったの。

それで色んな人生の目的でも、何のために生きるのかっていうのも、命懸けで、真剣に求めて悩んだ。
何のために生きるのかって。一番大きい問題。色んな苦労では悩まない。
そういう大きい目的を持って悩んだ。小さい時からずーっとありがとうございますのお祈りをしているの。
鳴り響いているの。誰に教えてもらったのでもない、ずーっとお祈りは続けている。
色んなことをしながらでも祈ってた。ずーっとね。

二十歳の時に、自分の意識が宇宙大・無限大に広がったの。その時に、神さまと本当の意味で一つになった
っていう感覚、繋がったっていう感覚があった。その時から、自分の全てを、神さまに捧げてお返しして、
神さまのためだけに生きるって誓った。

神さまのためだけに生きる生き方には、三つの柱がある。真祈りを祈る。振替えをする。真理の言葉を伝える。
布施行の3つ。真祈りは無畏施、無畏の心をみんなに与え続ける。真の神さまを与え続けるっていうお祈り。
振替えは、一大循環の相象(すがた)と同じ。本当に必要なものをみんなに的確に与え尽すという働き。
マイナスで苦しんでいる人には、マイナスを身代わりに受けてプラスを与える、過去に縛られているなら
過去を取って、新しいすがたを与える。プラスのものを大きいプラス言葉に変える、思いの心から本心に戻す、
みんな振替え。神さまの働きは、振替えなの。だからその振替えをするっていうのを、ずーっとしてきている。

二十歳代は、断食は月のうち3週間は、ずっと続けた。お祈りは、朝昼晩。睡眠はほとんどとっていなかった。
病気なんかも沢山治していた。遠いところにいる人でも、一杯電話がかかってきて頼まれる。
一日何十人、その時治さないと溜まっていくから、もう命懸けで真剣に祈った。そしたらみんな解決していく。

祈って治るだけでは、まだ甘い。みんなのマイナスの思いを背負わないとダメ。背負って祈る。本当の振り替え。
みんなの思いを一杯背負って、全身痛みで一杯の万病を抱えたような状態で祈り続けるの。
それをずーっと続けてきている。最初は楽だった。祈りだけで治していた。
今度はそれじゃ足らない、甘いよって。今度はみんなのマイナスをしっかり背負わないとダメだって。
背負って祈って消さないと。二十歳代はまだ楽だった。30代から、みんなのマイナスの思いを一杯背負って、
祈る練習をした。それをずーっと続けたの。その時の気持ちはどんなものだったかって、
大きいマイナスを背負ったら悶絶死する。耐えきれない、普通だったらそう。
いつも、もう命を取られてもいいっていう気持ちで、お祈りに入ったの。死ぬつもりで、お祈りしたの。
それも必要だったの。自分の我を消しきるために、必要なの。我をしっかり無くさないとダメなの。
我を消す勉強。それで祈って祈って祈りぬいて、それはもう一回一回死に切る勉強だった。
これでもう死んでもいいっていう気持ちで祈り続けた。これがずーっと続いている。

それで真理の言葉伝えるのも大事だからって、お祈りして、そういう振替えしているから、
何も働いてないわけではなかった。みんなの3倍くらい、朝昼晩働いて、色んなアルバイトも一杯して、
お金は自分のためには、一切使わなかった。まず食べ物は絶対に買わなかった、着るものも買わなかった。
お金は全部、真理の言葉に変えて、みんなに配り続けた。この本がいいなって言ったら、
それを買って、みんなに配り続けた。また自分でいい言葉を見つけては、プリントに刷って配ったり
ということを、ずーっとし続けた。冊子配りは、一日に2000冊くらいずーっとやってた。一人でね。

それでやっぱり、神さまの言葉を伝えるっていうのが、光を与えること。一番大事なこと。
だからそのためだけに、自分の全部を投げ出してきたの。それで今まで来ている。結婚してからも同じ、
結婚したからって家族の生活の面倒、何もみてない。家内の貯金を全部貰って、使ってしまった、
子供のお年玉も全部貰って、使ってしまった。一切何にもしてない。結婚式の時は、
使い切って一円もお金がなかった。結婚式の費用も全部出してくれた。何にも出してない。
その代わり全部神さまのために使った。真理の言葉をみんなに伝えるために。

そしたら神さまの応援、バックアップってすごい。食べ物は、常にタダで入ってくる。
着る物も、必要だったらタダで入る。全てタダで入ってくる。何一つ必要なものはないから、
困るということは絶対にない。全部必要なものは必ず入ってくる。私一人だけじゃない、
家族も、ここにいるみんなも、同じ。みんなの食べ物まで、タダで全部余る位与えてもらう。
全部神さまから必要な人を使って、ちゃんと支えてくれるすがたで、助けてくれている。

本当に自分を投げ出して、神さまのために冊子配りをして、マイナスが起こるわけが絶対にない。
本当の完璧な護りの中に自分を置ける。それで周りもみんな幸せにしてもらえる。
私一人幸せになっても意味がない。私が幸せになる道を一回体験して、みんなの前に出して、
お手本にさせてもらっているだけ。真の神さまが降り立って、真祈りを祈らせてくださって、
振替えの働きをしてくださって、真理の言葉を伝えて下さって、っていう風にね。
神さまが一つの肉体を使って、ずーっと必要な働きをしてくださってるだけ。

肉体の自分っていうのは、普通はこれが自分って思うかもしれないけど、私は何も自分とは思っていない。
思いがないから、これが自分って思えない、何も思わない。神さまだけ、神さまだけなの。
真の神さましかないと思っているだけ。だから一番幸せになる道は、まず贅沢をしないこと。
浪費をしないこと、無駄遣いをしないこと。これをすると、思いを、借金を背負うから、
思いに負けやすくなる。だから本当に必要なだけでいい。
食べ物でも必要なだけ与えてもらったのを食べたらいい。本当に何もなかったら、
私は粘土を食べなさいって言われたの。粘土を食べたら生きられる。でも粘土は食べてないの。
粘土を食べるところまで行かなかった。一回、ミミズみたいに粘土を食べたかったんだけど。(笑)

でも粘土を掘って食べたらいけないって、神さまに言われて祈ってね。
その代わり、何を食べたいっていうのも言えなかった。本当に必要なものってそうよね。
断食も百日したことあるのね。それも働きながらだけど、水だけ飲んで、働くのは3倍働いているの、朝昼晩ね。
さすがに最後、百日目にはやっぱり、自分の気持ちがこれで終わりと思ったのがいけなかった。
今日で終わりと思ったら、歩いている途中で体が動かなくなった。全然歩けない、動かないの。
血液が粘ってしまったのかもしれないけど。やっぱり水ばっかり飲んでてもいけないの。
でも死ななかった。生かされているの。

だから真の神さまの働きが自分に降り立ってもらったら、みんな悟りを開くの。
神さまとホントに一つになる、本心の自分に本当に戻り切れるの。そのために必要なこと。
自分を神さまに捧げて、神さまへの恩返し、お手伝いに生きたらいい。それで祈って祈って祈りぬくこと。
そして振替えの働きを喜んですること。それで真理の言葉を伝えたらいい。

(平成26年1月25日のお話①)