この現実の世界ってみんな、言葉の思いの縛りで一杯。特に宗教というのは、宗教の教えが、
自分の信じているものが最高と思う。だから、それを信じ込んだら他を全部否定する。
これだけが最高って思い込むから。この縛りが一番大きい。世界の宗教の信者さんは、
全部、自分の信じていることが最高と思って、他をみんな否定する。
世界の戦争の根本の原因、争いの根本の原因は、宗教戦争。これが1番根本になる。
だから、言葉の縛りは怖い。でも、真の神さまの真祈りの力が降りないと、言葉の縛りは絶対に消えない。

この小冊子配りは、その縛りを消すため。縛られている人の縛りを解くため。
色んな縛りにあっている人を、救うため。だから、現実をどうのこうの、関係なし。
この小冊子が配られたら、その思いを消す、縛りを消す。そのくらいの大きい力が降りてくる。

これは、真の神さまの働きとして降りたら、循環を邪魔するものを全部消していくの。
全ての縛りの思いを消してくれる。そしたら、本物に心が向くように変わる。変えてもらえる。
だから、配る時みんなは、この世を相手にしない。祈り続けるだけ。

真祈りを祈るっていうのは、真の神さまを与え続けて、真の神さまで埋め尽くして、
真の神さまだけにしてしまうっていう、これが真祈り。虚の世界のマイナスを見ない、相手にしない。
虚の世界の、例えばどういう団体の人たちが他のものを受け入れない、拒絶するって言っても、
そんなことは相手にしないの。最初からそんなことは見ない。真の神さまだけを与え続ける。
「ありがとうございます」で真の神さまを与え続けて、真の神さまで埋め尽くしてしまう。
小冊子で埋め尽くしてしまう。それで、みんなの縛りを消してしまう。

だから、マイナスを認めた祈りは力がないの。マイナスを消そうという祈りじゃ全然力がないの。
まず、マイナスを認めたら虚の世界。そしたら、その人はどんな祈りをしても、
マイナスのついたプラスの祈りをいくらしたって、マイナスを消すわけにはいかない。
本当の力のあるお祈りは、プラスだけにならないとダメ。一切マイナスを相手にしない祈りにならない限り、
マイナスを消せない。だから、真の神さまだけっていう祈りに変わったら、マイナスを消せる。
こういうお祈りを目指さない限り、世の中を良くしようと言ったって不可能なの。良くならない。

今までの歴史がそう。いくらマイナスを消そう、良くしようと一生懸命祈ったって、祈りに力がない。
マイナスをプラスに埋め尽くしてって言っても、消せない。力がない。
だから、真の神さまだけ、真のプラスだけっていう、この本当のプラスだけを認める祈りに変わったら、
マイナスは消えていく。

真祈りを祈る人がどれだけ増えるか。ここにだけかかっている。だから、現実を掴まないこと。
現実を相手にして、変えようとしたらダメ。真の神さまだけを相手にして、それを与え続けて、
真の神さまだけにしてしまう。これが本当の祈り。この祈りでない限り、力が全然ない。

だから、プラスだけを相手にするの。いつもプラスだけを相手にする。真のプラスだけ。
降り注ぐ縦線のプラスだけ。どこを見てもプラスだけって言わないとダメ。
本当に言葉通りになるっていう法則があるから、言葉通りになるっていう法則があるかぎりは、
真のプラスの言葉だけを使わない限り、プラスには変わらない。
マイナスを相手にして、病気だから病気を治すって、こんなのはダメ。
マイナスを掴んでいるから、マイナスが実現するのは当たり前。
どれだけ心が立派な大聖者でも、マイナスを言葉にしたら、病気を言葉にしたら病気になる。
絶対言葉通りになるの。だから、絶対にマイナスの言葉を使ったらダメ。真のプラスだけって断言しないと。
プラスしかないって断言しないとダメ。だから、中途半端じゃダメ。
中途半端な言葉は、虚の言葉だから全然力がない。真の神さまの世界だけを、真実の世界だけを言葉にしないと。

同じ祈りでも、祈って効果があるのは、プラスの言葉だけを選んで使って、一心不乱に祈っているから。
観音様を信じる人は、南無観世音菩薩、南無観世音菩薩、もう一心不乱になって唱えた時にだけ効果がある。
観音様の力が降りる。一心不乱にならなかったら効果がない。
マイナスを掴んで、何かマイナスの方に心が向いている限りは、いくら南無観世音菩薩と言っても効果がない。
我を忘れて一心不乱になって、もう観音様だけを心に思えたら、観音様の救いが降りる。
本当に言葉通りになる。

だからもう、人の生き方でも、過去を相手にしたらダメなの。過去はもう、相手に絶対しないこと。
過去を言葉にしないこと。常に、新たな真のプラスだけって言わないと。
神さまから、新たなプラスを受けるだけ。受けるために与え続ける。過去はもう、一切ないって言わないと。
常に新たなプラスだけ。新たに新たに生きるだけが大事な生き方。真の神さまを相手にする生き方は、そう。
真のプラスだけ、真の神さまだけ、本当の一大循環の相象(すがた)だけって、新たに新たによ。
新たに新たに受け続ける。そのために与え続ける。真祈りを祈り続ける、これだけが必要。

そしたら、本心の自分に必ず戻る。無色透明の自分の中を真の神さまが流れる。循環する。
だから、奥から現実にまで全部、流れないと、循環しないとダメ。
本当のプラスの言葉が循環するようになったらいいだけ。

(平成26年1月4日のお話 第2部)