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 虚の世界は、波の変化の世界。一番最初は、神さまの世界の一大循環の相象(すがた)を一瞬ぱっと掴む。
その時の掴み方は大きい。一瞬、大きく掴んでる。我も小さい我になってない。
一回この残像が出来て、更にその残像を掴むと、どんどん小さく掴んでいく。掴んだだけ我が増えている。
最初は我が少ないし、大きい掴み方をしている。下へ堕ちるほど、我が多くなる、沢山の我が積み重なって、小さく掴んでいく。

この波の変化というのは、高いところは本当の微振動。ほとんど波打たない。一大循環の流れのままというくらい。
下ほど無限に大きく波打つ。スピードを考えたらわかると思うけど、一大循環の流れがスーッと無限のスピードで動いている。
その表面に波が来る。微振動だと、同じスピード、無限のスピード。荒くなった時は、余計な高低があるだけ遅くなる。
無限に大きい波になったら、無限に遅くなる。あの世は、波の変化の世界。段階に応じて、微振動から無限に大きい波まである。
その波の進み方は、無限に速いスピードから、無限に遅いスピードまである。波の違いで区分けする。

この世はあの世の一部と言ったら一部。だいたい中間点位に波のスピードがある。
この世の光のスピードがだいたい一秒間に30万キロ走る。でも高い世界の波は速い。一秒間で30万キロではない。
一番高いところでは、一秒間に無限のスピード。瞬間移動。低い世界に堕ちると、スピードが遅くなるから、
一秒間に30万キロ以下に、一秒間に3センチかもしれない。同じ距離を行くのだったら、ものすごい年月がかかる。
低い世界ほど、無限億万年かかる。高い世界だったら、この世で何億光年というけど、あの世では一瞬。目の前をスッと行くだけ。
高い世界から見たらそう。だから、この世よりもちょっと波の高い世界、そこからこの世を眺めたら、
この世で何億光年かかっていっている世界が、すっと僅かの期間で把握できる。波が速いから。

この世がだいたい中間点位にあるのは、色んな波に合わせやすいから。無限の種類の放送番組があって、
細かい波から荒い波まで全部揃っているとして、この中間点位に置いて、テレビの受像機にしているわけ。
その細かい波にも合わす。バリコンといって、波を合わすものがある。そういう装置みたいに波を合わせて、再現する。
この世で再現する。低い波も同じように、波を合わせて再現する。そうすると、あの世のものがこの世に映し出されてくる。
その時に、あの世から出てくるものを、もう一つ大きい光の流れで押し出したら、早くこの世へ出てくる。
スピードが速く、この世で再現されて消されていく。早送りみたいな感じ。ゆっくりだとなかなか消えない。
低い世界はゆっくりだから、消えない。それをこの世で再現させて、早送りしたら、
低い世界は、ゆっくりでないと感じないのだけど、高い世界は、短い時間で全部把握できる世界だから、
この世も低い世界と比べたら早く把握できる。

同じ押し出してくるのでも、低い世界のものをどんどん押し出しても、この世は当たり前に見えているわけ、感じてるわけ。
でも、低い世界にいる人にとったら、ものすごい早送りでこの世に押し出して、消してもらっている姿をとる。
だから、本当は単純。神さまの世界から見たら本当に単純なもの。難しくない。

神さまの世界に戻って、どんどん循環を速くするほどいい。虚の世界の波を全部消すためには、
どんどんどんどん速いスピードの波を送り込めばいい。それも細かい波ほど、荒い波を全部、当てるだけでも消えるし、
押し出す力も大きくなる。



(平成25年7月13日のお話 第1部@)