真のありがとうございます 

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 どうしたら、一番大きい力が出るかというのは、やっぱり自分が祈り続けること。
真のありがとうございますを祈り続けること。真のありがとうございますを祈ることが、真の神さまを与え続けている。
真のプラスを与え続けている。一大循環の愛のすがたを与え続けていることになる。全てに対してそう。
その生き方だけが、虚の世界の菩薩をも、バックアップして助けているすがた。虚のすがただけだと力がない。
真の神さまの助けが、連続してずっと来ない限り、虚の世界は一瞬に力が消える。
虚の世界でも菩薩がいいことを出来るのは、真の神さまの光が降り注いでいるから。

だから、どんな場合でも、真のありがとうございますを祈って、光を送り続けることが、根本的に一番大事な生き方。
それが出来る人が、みんなを菩薩として、使っている。みんなに菩薩行をさせることになる。
自分一人が菩薩では、たいしたことはない。みんなを菩薩にしてしまう生き方。
虚の世界の全ての菩薩に、ありがとうございますって、真のありがとうございますを捧げ尽くして、
真の神さまを与え続けて、真のプラスを与え続けて、一大循環の相象(すがた)を与え続けて、本当の菩薩行に変えていく。
プラスの働きも、マイナスの働きも同時に、大きくマイナスを軽減させる働き。

そしたら、自分は何か?本当の自分は、元から一切の我の無い無色透明の自由自在心の意識。
これが自分って本当はない。そういう風に祈り続ける自分は、全体を自分として受けられる自分。全体が自分。
だから、無限の菩薩がいたら、無限の菩薩が自分。この世の人も、あの世の人も、全てを菩薩行に使えるのが本心の自分。
ありがとうございますって、真のありがとうございますって祈り続けた自分がそう。

なぜ虚の世界の地図を必要としているかって、自分がその地図の中に、自分の心境を置いて、そこから上がるためではない。
そんな小さい目的ではない。やっぱり全体像を掴まないと、どこに何を与えたらいいかはわからない。
それで地図の勉強をする。必要なものを的確に与えるために、本心の自分の生き方を元に戻して実行するため。
もし本心の自分でも、与え尽くす場がなかったら、何も与え尽せない。祈りを忘れて当然。
ここへ与えないとってなるから、与えられる。

まず、虚の世界を救うためだったら、虚の世界に真の神さまを与え続けないとだめ。
一瞬でも与えるのを忘れたら、虚の世界になる。だから、祈り続けるしかない。
虚の世界を本当に消しきろうと思ったら、常に、真実の世界にしておこうと思ったら、祈るしかない。
祈り続けてこそ、真実の世界。祈りを忘れたら、虚の世界になっていく。忘れ続けたら、虚の世界が地獄絵図になる。

だから、真の神さまを与え続けることしか本当の生き方はない。本心の自分が、仏界の仏として生きる。
菩薩界の菩薩として、全ての仏として、全ての菩薩として生きる。だから、本当は、大きい自分。
大きい自分を生きるために、全体像を把握しないとダメ。地獄の八大地獄も探検してこないと。別府温泉の地獄めぐりではダメ。
本当の地獄絵図を体験しないと、何が必要かわからない。本当に地獄絵図を消そうと思ったら、大きい光がいる。
だからこそ、本心を生きるしかないってなる。虚の世界の仏界しかないと言ったら、祈りが浅くなる、甘くなる。
地獄絵図があるからこそ、一瞬も一秒も余裕がないぐらい、早く助けないとだめ。
必ず、それだったら命懸けの真剣なお祈りしかないとなってくる。
だからこそ、真のありがとうございますを命懸けで祈れる自分になる。
この自分が、本当の真の神さまと一体の、真の神さまが真の自分という自分。本当の自分に戻るため。本当の自分を忘れないため。

最後は、祈り続ける自分になること、実行することの方が大事。実行すると、ますます全体像を把握するようになってくる。
だから、「知恵(ちえ)」でも、矢に口の知るは浅い。下に日がつかないとダメ。日というのは、太陽のような日。
太陽というのは、やっぱり神さまの御心。神さまの御心を、本当に本源から、根本から、知ることが智恵。
神さまは全体だから、全体像をしっかりと知ることが本当の智恵になる。智恵の通る自分になったら、全体像も把握できてよくわかる。

 だから、常に神さまを受け直すしかない。真の神さまだけを呼び続ける。言葉にする。
ありがとうございますを与え続けて、自分の中を循環してもらう。自分の中を通り抜けてもらわないと、神さまが自分にならない。
真のありがとうございますを祈り続ける自分になるための、全体像を把握するための、一番大事な根本の勉強。
ありとあらゆる角度から勉強させてもらう。みんなの意見を全部自分のものにしないとダメ。
常に全体を把握するという気持ちで、何が必要かって、全てに対して、全ての全てに対して、
真の神さまを与え続けるのが一番必要なこと。それが真のありがとうございますという祈りになる。
だから、祈り
続ける自分、これが本当の自分。一番幸せな自分になる。


(平成25年5月11日のお話 第1部A)