神さまの側から見たら、自分を与え尽くす、与え尽くしたのがみんな分身。与え尽くしたのは、自分。
全部自分だから。分身と言うけど、自分そのもの。でも、下から見ると、反対になる。
小さい自分から神さまを見ていくと、分身同士だったら別個。だから、神さまの側から見ないと間違う。全ての分身は自分。
神さまと同じように見ないとダメ。自分を通して神様を与え尽くす。与え尽くしたら全部が自分。
だから、神さまと同じ感覚で、与え尽くして自分になる。そうでなかったら、小さい自分を掴んでいる。
それで、ありがとうございますだけでいい。他の言葉は邪魔になる。他の言葉は、やっぱり我が出てくる。
神さまと離れた自分になったら、小さくなっていく。

もう常に、真の神さまだけって。真の神さましかない。真の神さまが全て。一瞬一瞬がそうなる。
ありがとうございますという、真のありがとうございますのお祈りがそう。虚の何も相手にしてない。常に、真の神さまだけ。

これから真の神さまに出会うのと違う。元から真の神さまだけ。全部が真の神さまだけって。
それ以外何もない。虚の世界に対してでも、真の神さまを与えたら真の神さま。もう一瞬の隙間もなく与え続けたら、虚なんかない。
真の神さまだけ、常に、真の神さまだけ。1番大きい力がそこに発揮される。過去も過去の残像も何も関係ない。
いつも真の神さまだけがいい。真の神さまだけと断定する限りは、自分があったらだめ。常に、無色透明の自分。

だから、真の神さまだけというのは、無色透明の自分って断定的に言っていること。我のある自分はないという意味。
ありがとうございますは、ここに自分があると主張しないために、真の神さまだけって言い続けている。

だから、ありがとうございますをずっと唱え続けてないと、我の自分が出てくる。光のないところは闇が忍び寄る。
プラスを与え続けないと、マイナスに見えるって、そういう意味。祈り続けたら真の神さまだけ。祈りを忘れたら、我の自分が出てくる。
だから、一瞬の隙間もなく徹底する。ありがとうございます、ありがとうございます。真の神さまだけっていう断定の祈り。

大事なのは、一瞬一瞬祈り続けるだけ。ただ、祈りを忘れた時に、お祈りしなさいという導きが必要になる。
そのお祈りの仕方も、こうした方がいいというような、その程度のアドバイスではない。実行の方が大事。
祈り続けるという実行の方が、価値があるし大事。祈っている自分は全部わかっている自分。
教えを受けて、どうのこうのと違う。祈る自分が教える側。答えだけを持っている自分。

どれだけ祈りに徹底できるか。それも小さくではない。ありがとうございます、真の神さまだけということは、
全体が一大循環のすがたをとっている見方だから、完璧。本当の流動体だから、小さい部分を掴んでどうのこうのではない。
いつも全体が１つという見方で、完璧な流動体、流れているすがた。一大循環のすがたが、そのまま完璧な流動体。
新たな流動体だけという。大きく、大きく断定しないと。自分と他人とは分けられない。絶対分けたらだめ。
分けたら小さく自分を落としてしまうから。過去を掴んだら小さい自分になって、自他を分けてしまう。
それをしないために、真の神さまだけ、ありがとうございますだけに徹底する。

　だから、上から下へ落ちた生き方と反対をとる。絶対過去を掴まない。マイナスの一言を絶対使わない。
最高のプラスの言葉だけを使って、新たに新たに受け直すために与え続ける。だから、与えるというのは、祈ること。
祈り続けたら、与え続けたこと。自分が祈り続けたら、周りの全てが祈り続けてくれている。
自分と同じすがたで助け続けてくれる。支えてくれている。だから、自分の祈りが、より完璧になる。
自分一人がというのは、一番よくない。いつも無限倍に支えて与え続けてもらっている。

　だから、与え続ける自分は、そういう自分。いつも全体から支えられている自分。
無限倍に支えてもらう自分が、与え続ける自分。だから、与えないといけない。恩返しで与え続ける。愛の心で与え続ける。
神さまに愛されているから、愛し続ける。愛するというのは、自分を与え尽くすこと。
神さまが与え尽くしてくれて、全てが与え尽くしてくれているから、自分も同じように与え尽くしていく。
もう先に与え尽くしてもらっている。それに気づくために与え尽くさないと。与えたから与えてもらうのと違う。反対。
先に与えてもらっている。それに気づくのが、与えたら気づく。

生かすも生かされるも１つ。愛するのも愛されるのも１つ。本当に1つになっている。
その全てをまとめて、ありがとうございます。ありがとうございますの意味がやっぱり無限に大きい、深い。
それが全て。どれだけ価値のある言葉かわからない。だから、これからは、与え尽くすありがとうございます。
どんなマイナスも一瞬に消せるありがとうございます。本当の力のある言い方になる。後は実行あるのみ。

（平成25年4月27日のお話　第2部）