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 借金は二通りある。神さまの世界を掴んで自分のものにしたというのが、根本の借金。
だから、虚の世界全部、借金の世界。虚の世界の中でプラスの世界とマイナスの世界がある。
マイナスの世界がマイナスを一杯積み重ねて、業想念を一杯積み重ねた借金がある。
最初の段階は、マイナスの大きい借金を消す生き方が必要になる。その時に借金しまくる人がある。
そういう人は、まだ助けない。サラ金でも、借りて借りてどんどん増やす人は、助けても意味ないから、助けない。

自分が心を入れ替えて、借金を返そうとし始めたら、その借金の肩代わりをしてくれる人が増えてくる。
縁ある人から、縁ある神さまから応援が来るわけ。真剣になるほど、応援が大きくなる。
その借金を肩代わりして返してくれる。借金がある時は、借金取りが来たら働くに働けない。
返そうにも返せなくなる。借金取りが来なかったら、働く時間が出来てくる。
働いて、少しでも返していくには、まず借金取りが来ないようにしてもらわないとダメ。
肩代わりで借金を返してもらうの、先に。それで、助けてもらったのを感謝して受けて、恩返しに生きようとし始める。

自分が働いて恩返しに生きて、この借金を返していく。それがまた人助けというすがたで、
自分の借金と同じものを返していくわけ。人に返してもらったのはまだ、借金を返したのと違う。自分で返してないから。
だから、今度は自分で自分の分ぐらいは返していく。これが恩返しの生き方。菩薩・仏ってみんなそう。
恩返しで人助けをして、自分の借金を全部自分の力で返したという風に持っていきたい。そしたら本当の借金返し。

それを更に進めると、虚の世界の全てを消しきっていく生き方。
自分を与え尽くして、与え尽くして、一切の我を消しきっていく。
我の無い自分に、無色透明の本当の本心に戻ったら、これで全ての借金が消えてしまう。
一番最初に虚の世界に落ちた時の、神さまのすがたを自分のものと掴んだ借金まで、消したらいいわけ。
そこまで行って、本当の借金返しが終わって、後は神さまの世界での恩返しの生き方。

恩返しも二通りある。虚の世界の恩返しと、真実の世界に戻っての恩返し。
真実の世界に戻っての恩返しにまで戻ったら安心。あとはもう、一大循環のままに幸せだけが循環する。


(平成25年4月20日のお話 @)