真のありがとうございます 

新・勉強会のお話」に戻る

 

 虚の世界は、勝手に消えていくの。みんな虚の世界を掴んで、いい悪いって生きようとする。それは反対。
この世は全部、遠い昔の過去の残像が、形に現れて消してもらっている世界。消してもらった結果。原因はない。
この世でどんな生き方をしたから、マイナスが増えてプラスが増えてという意味なんてないの。
そうではない。この世に出てくる運命は全部、あの世にある。心の世界にある。運命のひな形が全部先に、作り上げられている。
この世の移り変わるすがたが全部わかる。何年先の何月何日の何時に何をするって、もうわかっている。
何年先だけじゃない。何万年先もわかる。何億年先まで全部見通せる。まず、運命のひな形が先に出来ている。
それが修正されずに出てくるのなら、必ずその通りになる。でも、大抵みんな修正して出してくるから、
マイナスを大きく修正して、万分の一以下に修正して出してくるから、運命のひな形を変えてくるの。
でも先に決まったのをこの世に映し出して消すのだから、この世に原因なんかない。
あの世のマイナスを、運命を修正してもらった結果だけ出る。どんな場合もそう。

 だから、車で運転して、追突された。加害者と被害者があるというのは間違い。
大きい業を小さく消すために、本当に縁の深いこの人のためだったら自分の命投げ出しても悔いがないという人が当事者になるの。
それで大きいマイナスを小さく消す役割を果たす。

だから、この世で出会える人って僅か。一生に出会える人は僅か。
出会える人全部、本当は、善因縁の自分の命より大事な人ばっかり。大きいマイナスを小さく消すためのパートナー。
それをマイナスに見たら大きい間違い。大きいマイナスを万分の一に消すための仕組みを、両方で果たすだけだから。
仲が悪かったら、元から悪因縁だったら、絶対そんなこと出来ない。

これもやっぱり言葉の使い方で、みんな言葉通りになっていく。
だから、本当の神さまの愛を信じられたら、神さまの愛を言葉にしないとダメ。
どれだけ神さまが虚の世界を救うために、愛の働きを大きく降り注がせて、降ろしているか。
全体に大きい愛を降ろしている。神さまのすることに絶対に間違いはないの。
マイナスを消すのでも、本当に大きく消せる人同士を会わせる。
そんなこと、神さまの愛を信じている人にとっては当たり前のこと。
本当に神さまの愛なんだって信じている人だったら、その程度の見方では、まだまだ足りない。
もっともっと大きい愛の計らいを感じないとだめ。

 だから、絶対に、自分の出会う人を悪く言ったらダメ。この一生に出会える人は本当に僅かよ。
何人と出会えると思う?本当に支え合って助け合って生きる人に出会うって言ったら。一人でもすごいこと。
百人出会えたらもうすごいでしょ?行きずりで、袖すりあうも他生の縁、過去世の縁で袖すれあう、というのだけど、
それでも、一回袖すれあうだけでも、大きいマイナスを消している。

この世でお見合いする人がいるでしょ。百回ぐらいする人もいる。百回してもまとまらないけど、
それはマイナスではない。一回お見合いするごとに、お互い一生分のマイナスを大きく消してもらえたらどうだと思う?
お見合いするだけで、一生分のマイナス全部、神さまの愛の計らいで消してもらえたとしたら、
一回のお見合いってすごいでしょ。百回したら百生分、これで消してもらったと言ったら、本当はもっとすごいの。

 だから、偶然は何もないし、人と人との出会いもそうだけど、もう全てとの出会いがそうね。
ゴキブリと出会ってもって(笑)そのくらいの感じ。ゴキブリと出会ったら、ゴキブリ菩薩様と出会ったと言わないとダメ(笑)
どれだけ大きく助けてもらえるか。

本当にこの世はそうなの。この世は、あの世のマイナスを万分の一、億分の一にね、軽減して消すための場所だから、
神さまの愛が降り注いで、大きい働きをしてマイナスを消してくれる場所。
そのためのお手伝いにみんなこの世に生まれてきて、神さまのために生きようとしているの。
これはもう、絶対の真理。嘘ではないの。

色んな説がある。この世は何のためにあるのか、人は何のためにこの世に生まれてくるのかって、色々言うけど、
本当はこの世に生まれてくるのは、救いのためでなかったら意味がない。
神さまの世界をこの世に表現するって言うのだったら、別にいらない。
わざわざ、そんな虚の世界なんか表現しなくても、真実の世界だけで十分。
無限に無限に輝いた世界があるのに、わざわざ虚の世界に生まれ出て何かを表現するのと違う。
真実の世界から、落とし穴に落ちてしまったから、落とし穴に落ちた人を救うために、この世の人が救いに立っているの。
だから、神さまの側から見たら、そういう風に仕組まれているの。全部プラスの愛の計らい。


(平成25年3月30日のお話 第1部B)