真のありがとうございます 

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Q:「真の言霊のありがとうございますの71ページにある、真実の幸せとはまず霊的な幸せをしっかりととらえて、
それを精神的物質的に反映された状態です。本心の心で神さまの愛をしっかりと感受して、
宇宙の全てを神さまの愛の表れと拝める状態です、っていうのがわからないです」

A:虚の世界は、霊魂魄の自分を生きるの。霊の自分・魂の自分・肉体の自分。
普通この世の人は、大抵物質的な、欲望満足で肉体的な幸せだけを追い求めている。大半がそう。浅い、小さい。
すぐに崩れてしまう。これは、正反対だから。下から積み上げても全部崩れるの。奥から投影されてこないとダメ。

 一番根本が本心の自分。本当の自分から、霊の自分に、魂の自分に、肉体の自分に、大きい光が降り注がないとダメ。
真の神さまが真の自分って、本心の自分はもう、全知全能無限力の大きいものを持っているから、
それを霊の自分に注ぎ込み、魂にも注ぎ、肉体にも注がないとダメなの。
まず本心の自覚を深めて輝いたら、まず霊的な幸せが一杯になる。神さまと一体、神さまに愛されている、
生かされているという実感が深くなる。それだけでも幸せそのもの。でも、これは本心の自分の幸せとは違う。
虚の世界の霊の自分の幸せ。

 それで、その霊的な幸せが大きくなったら、自然に心は明るく幸せな状態に必ずなる。輝いてくる。
魂も、本当に輝いた魂になる。そしたら、肉体にも物質的な幸せも必要な物も、的確に循環してくるから、
何不自由ない状態で、幸せそのもの。余分な物もきれいにそぎ取られて、必要な物だけが循環してくるようにしてくれる。

物でも一杯あったら幸せではない。良いものでも、ありすぎたら邪魔になる。循環しなくなる。
だから、本当に必要なだけが常に循環しないとダメ。この循環も速くなるほどいいの。
本心が輝いて、霊的な幸せが感じられたら、精神的にも肉体的にも本当にスピードが速くなって循環するから、全てが幸せになる。

 だから、どんな姿も奥から投影されてくる。真の神さまの世界から虚の世界へ光が投影されて、
上から順番に、下へ下へ光が送られてくるから、まず奥でしっかりと幸せを掴まなかったら、末端は幸せになれない。
反対にしていたら、みんな崩れる。支えが全然ないの。霊魂魄の幸せには、真の神さまの支えが、本心の自分の支えがいる。
まず神さまの支えをしっかりと感じ取らないとダメ。そして、霊的な幸せを十分に受け取って、
それで精神的にも肉体的にも幸せ一杯になる。やっぱり奥からの投影なの。

神さまの本当のお手伝いというのは、本心の自分が、神さまの一大循環の世界に立って、
真のありがとうございますを唱えること。その時に、虚の世界の全部、自分が背負わないとダメなの。
小さい自分ではないの。本心の自分は大きい。虚の世界全部を背負えるはず。
自分の見ている世界、虚の世界の全部を背負って、マイナスも何もかも全部背負って、一大循環の流れの中に立てばいい。
それで、ありがとうございますって、祈りの行をする。そしたら、一大循環の流れって、光の流れはスピードが速い。
無限のスピードで流れて、虚の世界の全部背負ったのを浄め尽くしてくれる。

 みんなまだ小さく見ているよね。肉体の自分から光を放って、助けてもらうような感覚。本当はそうではない。
本心の自分に立って、虚の世界の全部を背負って、一大循環の光の流れの中に自分を置くこと。
その時に、真のありがとうございますという祈りが必要なの。


(平成25年3月23日のお話 第1部A)