真のありがとうございます 

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 色んな段階の地図がある。虚の世界だけでも色んな地図がいる。真実の世界でも色んな地図がある。
最短コースを歩むために、段階ごとに全部詳しい地図がある。真実の世界へ、上へ上がるほど、世界が広いから、
広いだけに、大きい地図がいる。最短コースを歩もうと思ったら、詳しい地図がいる。地球を無限に広げてごらん。
ばーっと広がったら、どんな地図がいると思う?一万倍になってもすごい地図が必要になるよね。
今の地球全体、自分が把握できてわかったとするでしょ?自由自在に動けるといっても、これが百倍広がったら、
もう迷ってしまう。自由自在には進めない。だから、大きくなるほど、正確な詳しい地図が用意されるの。
最短コースをちゃんと示してくれる。常に螺旋構造の最短コース。直線は、回り道になる。

10の世界の十界の、あれも1つの地図の一種。自分の普段の心の状態を見てみて、どこに当てはまるか見たら、大体わかる。
そこからどこに進めるか。今自分が声聞の段階だったら、全部プラスにプラスに受け直していかないといけない。
まず、マイナスを消してもらったというプラスの生き方。徹底すると早く思いの縛りから解放されていく。
過去を掴まなくなる。だから、その時の自分の心境、心境ってころころ変わるのだけど、
本当は自由自在に移動できていいのだけど、やっぱりその時に絶対早くマスターして卒業した方がいいというものに、
神さまが合わせてきて導くから。一日で卒業できるのなら、一日でもいいのだけど。
その時に必要なものをしっかりと勉強しないと、それを自分のものにできない。どれでもあてはめていいのと違うの。
どんな教えがあっても、今の自分に今何が一番必要かというのを、一番必要なものを合わせた方がいいの。

だから、祈り方も色んな祈り方の種類があってもいいの。その時に必要な祈り方を選ばないとダメ。
自由に選べないとダメなの。自分が過去にこうしてきた、といつまでも同じことをしていたらダメ。
縛りになって進めなくなる。だから、自由自在でないと。いつも新たに新たにって受け直さないと、一番いいもの選べない。

世界旅行、一日だけさせてあげるって言われたら、一日だけよ、一日だけどこに行きたいかって選ばないといけない。
一年間って言われると、どこでも回ったらいいのだけど、地球上の世界旅行を一日だけ、
どこでもパーッと連れて行ってあげると言われたら、やっぱり自分が一番行きたいところを選ばないと。
お祈りの世界ってそうよ。神さまの世界はあまりにも素晴らしいものばっかり。
同じレベルでいつまでも、とどめていいのと違うから、上にはいくらでも上があるから、早くそこを卒業していかないとダメなの。

だから、そこで最高のものを沢山の中から一つ選ぶの。一万の中から一つ選ぶぐらいの感覚で行かないと。
この世でもそれを練習していかないと。一番必要なことがあってその中から一つ選ぶの。一番大事なものを選ぶの。
そうしないと時間がもったいない。

この沢山の中から1つ選ぶというのは、過去を絶対掴まない生き方の勉強。1つ選んだら過去を掴まなくなる。
選べなかったら、過去を掴んだまま。選ぶ練習をしていくと、新たに受けやすくなって過去を掴まなくなる。進歩が速い。
普通はみな惰性に流れて過去を掴みっぱなし。新しいものを何も選んでない。

この世でも光がさっと流れてくる。太陽の光が来たっていう。一秒間で30万キロ、地球七回り半、っていう。
光が来たって、漠然と光が来たって、これだけだったら、途中全部、見ていない。最初の1つだけ見て、あとは残像。
ところてん式に、ずーっと連なった光の粒子を見てあげていない。1つだけありがとうございますを言っているけど、
残りの無限に近いものに、ありがとうございますを言ってない。少なくとも、一万に一個ぐらいずつ言ってあげないといけない。
虚の世界、この世だけでもそう。スピードが全部速く移り変わっているのに、この一回見た残像だけで見ている。

人間のこの体でも、新陳代謝して、一瞬一瞬、本当は大きく変化している。変化しているのに、ついて行ってない。
一回見た残像だけを見て、こんな形でこんな顔だって見ているだけ。万分の一秒ぐらいずつ見てごらん。
すごい変化しているのに。本当に別人よ。別人のように変化している。本当に変化がわかったら掴まない。
こうだって言わない、絶対。新たに新たに、変化しているのを見るのだったら、過去を掴まないし、
これが自分って言わないし、新たな自分、新たな自分だけになってくる。

そしたら、真の神さまを受け直した、真の自分に近づきやすくなる。新たな自分だけがいい。
そしたら周りの全て、新たなすがたで受け直さないと。そしたらもう、過去のことを絶対言ったらダメ。
過去のその人はそこにいないの。今いるその人は、もう消えて、次の一秒間の間に、万人ぐらい入れ替わっていると見た方がいいの。
それなら過去のことを新しい人に言ったって、何にも役に立ってない。

本心の自分は、常に新たな自分。一秒で生まれ変わるのと違うよ。本心の自分は、無限分の一秒で生まれ変わる自分よ。
真の神さまが真の自分という本心の自分は、無限分の一秒で生まれ変わる自分。スピードが速い。
過去を絶対掴まない自分。一秒っていうのではダメなの。この世も全部そういう練習がいるの。
いつも初めまして、初めまして、初めまして。初めて出会う人ばっかり。

真の神さまの世界の一大循環の相象の全部、一回きりなの。出会うのは一回きり。二度と出会えない。
常に一回きりで終わり。どんな相象と出会うにしても、一回きりなの。一回きりいうのは、一回見逃したらおしまいという意味。
それだけ価値のあるものでも、やっぱり一回きりというのは、神さまの愛の深さ。同じものを用意しない。一回きり。
どれだけ真剣に受け取れるか。

ありがとうございます、本心のありがとうございますは、同時に無限のありがとうございますになって、
無限の無限のありがとうございますになるというのは、一回ありがとうございますを唱えると、
全部に無限の無限に、ありがとうございますが届くようになっている。それでないと、一回きりの新たな出会いが出来ないから。

すごいね、神さまはね。新たなすがたでいつも出てきてくれるなんて。みんな神さまを最高の恋人にしてもらっているの。
無限分の一秒ですがたを変えてくるってすごいことよ。着せ替え人形ぐらいではないの。

お祈りも、与えるお祈りが大事なのは、両方から与え合ったら、出会うのが沢山増える。
受ける方は、押し流されるの。一回受けても残像でずっと行ってしまう。自分の方から与えて行ったら、
両方から与えて行ったら、全部と出会うの。途中全部と出会うから、出会う回数が増えるの、沢山になる。
だから、与える心にならないと、神さまと出会えない。

自分の方から与えるほど、神さまの愛を沢山感じる。沢山出会う。与えてくれるのを受けるだけでは足りないの。
ありがとうございますも、与えるありがとうございますが沢山の神さまと出会えるの。神さまの世界は、無限のスピード。
本当は、一番奥が無限のスピード。その中に乗り物があるの。ちょっとスピードの緩い乗り物があるの。
その中にまたもうちょっとスピードの遅い乗り物がある。それで、末端ほど無限のスピードでなくなっているけども、
一番大元が無限のスピードで動いている。無限のスピードで動いているのは、全部無限のスピードで動いているの。
でも末端は、乗り物の中の乗り物の中の乗り物の中のって、それでスピードが緩いと感じているだけの話で、
一番元を見たら、無限のスピードで全部動いているの。新幹線に乗っていて、自分が歩いているからゆっくり歩いているって言う。
新幹線の中で歩いてもね。でも新幹線のスピードは変わらない。自分も新幹線のスピードで動いている。

だから、大きい宇宙が無限のスピードで動いているの。循環しているの。その中の小さい宇宙も同じスピードで動いているの。
ただ、部分だけ見るとスピードが緩やかに見えるというだけ。一番無限のスピードで動いている光源がずーっと循環するの。
次から次へと、ところてん式にずーっとね。その大元の無限のスピードのものを順番に受けないといけない。
すごい能力が必要になるの。

いつも全体を一瞬に把握する能力がいるの。一瞬に把握して、次新たに一瞬把握してって。
新たに一瞬一瞬。過去を絶対追いかけない。新たな方へ自分の方から進んでいく。与える心を起こして。
それでも、やっぱり受けきれないの。いくら感謝の先取りと言っても、感謝の先取りはできないの。無限のスピードの方が速い。


(平成25年3月16日のお話 第2部)