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 一回虚の世界へ転落して、思いを、マイナスの言葉を一杯無限に溜めて、地獄まで堕ちる。
堕ちてから、自分一人で上がってきた人は一人も無い。助け続けてもらって上がってくる。
それも、守護霊さま・守護神さまだけが助けたのかというと、そうではない。全体が、全てが助け続けてくれたお蔭。

それで、思いの奴隷状態から、思いを消す段階まで、愛を与え尽くそうという段階まで上がってきたら、
ちょうど守護霊さま・守護神さまの役割ってどういうことかというと、恩返しに生きている役割。
地獄から救い上げてもらって、幸せにしてもらった。同じように自分も、みんなを、地獄に堕ちた人を順番に救い上げて、
幸せな状態にしてゆきたい。

だから、自分の護る人を徹底して護り続ける。この護り方は、その人のマイナスを全部背負い続けて消すこと。
身代わりに背負って消すこと。自分でマイナスを消しなさいと言っても消せない人を、
自分が全部引っ被って身代わりになって消し続けるのが、守護霊さま。守護神さまの方は、もう一つ力がある。
守護霊さまの分も引き受けている。守護霊さまでは背負い切れないものを、全部引き受けて消している。
上へ行くほど、力が増えている。

虚の世界は全部そう。恩返しに生きてくれている。自分も助けてもらったから、本心の自分に戻るまでに、
大きく助けてもらっている。だから、恩返しに生きる。虚の世界は、徹底した恩返し。
自分の助け続けてもらった通りに、みんなを助け続ける。

だから、狭い範囲の部分を掴んでどうのこうの言っても、これは答えにも何もならない。そうではない。
もう全体から、常に、真の神さまからの愛が虚の世界にも降り注いで、虚の世界の全てを通して、助け続けてくれている。
全てを通して。この部分は通さないというところは全然無い。全部を通して降り注ぐ。
根本は、真の神さまの愛。愛が、新たに新たに、新たに新たにって、降り注いでいる。一方通行みたいに与え続けている。
人間同士だから、人間からだけではない。全てから。石ころからも。全てから。全体から降り注ぐ。だから、助け上げてもらえる。

でも、真の神さまの助けって、本当に無限に無限に大きい。ただ、直接は光が強すぎる。
いくら助けてあげようと出て来ても、出て来られたら、もうスピードが無限のスピードで強烈な光だったら、全部跳ね飛ばされる。
無限の彼方へ。だから、虚の世界には直接の力は揮えないから、全体を通さないとダメ。
必要なだけを柔らかい光に変えて与えて来ないと、反対に傷付く。だから、自分の周りの全部、神さまが使っている。

だから、自分の身代わりにマイナスも背負って、背負わせて、その人の中で大きく消してもいるし、
また自分に背負える分は、本人に背負わせて強くしないとダメだし、自分の責任で、
やっぱりお祈りしてでも消そうとしないとダメだし。もう色んな形で、勉強も兼ねて、訓練も兼ねて、的確な護りと導きが常に降り注ぐ。
それで、恩返しに生きる自分になり、本心の自分の愛の心を、本当に生きる自分に戻っていく。

だから、本心の心に戻って、愛の心を生きるようになったら、本当の意味で分かる。神さまの愛は、全てに降り注いでいる。
これが分かるから、全てを通して、神さまの愛を受けていて、守ってもらっていたのだと気づく。
だから、まだ、求める心の思いの心では絶対に分からないし、ちょっと本心が出てきて、感謝で受けるようになった、受ける心の自分。
受ける心というのは、感謝の心になって受けられる。受ける心の自分になって初めて、神さまの愛を少しづつ、気づかせてもらっていく。

万分の一に済ませてもらっているという、この感謝も、そういう意味の初歩の受け方。
億分の一に軽くしてもらったというのも、まだ、初歩の受け方。まだ、全体へ心を向けていない。全てには心が向いていない。
部分的に大まかに、ちょっと助けてもらったという程度の受け方。
それを全体へ全て細かく、全てから愛の光が降り注いでいるという風に受け取らないとダメ。
それでも、受けるのと与えるのと立場が変わったら無限倍変わる。受けている時は無限分の一。気づきが無限分の一。
与える側に立った時に初めて、受ける時の無限倍の気づきが与えられる。

だから、早く与える側に戻ったら、虚の世界の自分は、どれだけ幸せか分からない。虚の世界も大事な道具。
特に、この世で肉体を持って、神さまの御用に生きようという時は、あの世の全てを・過去の自分の全てを浄め尽くす・消し切る、
その為の1つの大事な道具。だから、言葉通りになるという、本当の意味がこの時分かってくる。本当の意味で。
言葉がいかに大事かって。本心の自分が、真のプラスの言葉を駆使する自分。
真のプラスの言葉、ありとあらゆるプラスの言葉を駆使する自分。
それで、神さまの世界の一大循環の相象(すがた)を正しく受け取る。

だから、過去を掴む思いの心が、一回一回、「ありがとうございます」を唱える、そういうような感じとは違う。
そんな限定した小さいものではない。本心の自分の使いこなす言葉は、一つではない。
自由自在な心の自分は、「ありがとうございます」を一回唱えても、
「無限のありがとうございます」、「無限の無限のありがとうございます」が中に含まれた「ありがとうございます」。
常に全体に心が向いているから。全てと共にあるから。自分の立場で「ありがとうございます」を唱えたら、
他の全ての立場、無限の無限の立場を全部、しっかりと自分が受け入れている。みんなに支えられている。

だから、必ず、無限倍無限倍になる。同じ一つの言葉を使っても。幸せという言葉を使っても、自分の幸せは一つだけど、
他の無限の人の幸せも加わる。だから、幸せでも無限倍になる。これも、まだ、浅い段階。まだ入れ子構造ではない。
入れ子構造的に捉えたら、もっと無限の無限の大きいものに、必ずなっていく。

自分の駆使する言葉、一言一言が、大事。それをいつも無限倍、無限の無限倍に変えてもらって、
大きく味わえる自分にしてもらう。みんな言葉通りになる。本心の自分も、言葉通りに大きくなる。
常に、神さまの世界は支え合いだから、自分一人ではない。いつも無限倍、無限倍に支えてもらうから、
どんな言葉の働きも、必ず無限倍に大きくなる。

それに気づくために、いろいろ細かいことを全部勉強している。無視するのではない。
虚の世界の全て、どんな小さいものでも見落としたらダメ。そこから神さまの愛の光がきているから。
過去の自分を助け上げる為に、全てを通して、愛が注がれているから。
それは、真実の世界へ戻ってからも、全てに心を配る練習・訓練になっている。
真実の世界は大きすぎるけど、その全てへ愛を届けないとダメ。その勉強。

だから、虚の世界の全てに心を配るぐらいは朝飯前と言わないと。無視して逃げるのではない。
全部に心を行き届かせて、「ありがとうございます」を届ける練習。
だから、自分の見ている虚の世界に、万病が無限に無限に一杯あってもいい。
片っ端から、「ありがとうございます」を捧げ尽くして消していく。
自分一人だけでは足りないから、みんなで支え合って大きくして消していく。
虚の世界から真実の世界へ戻った時の為に、本当の支え合いで、プラスを与え続けていく。

だから、本当の地図は、全体を掴んだら地図になる。部分にとらわれたら迷う。地図でなくなるから。
だから、常に全体を見ながら部分を眺めたら、全部、そこに答えが降りてくる。その勉強。地図作りの勉強。
本当、ジグソーパズルを全部はめていくような勉強だけど、一つ、最初に入れ間違ったら、他が全部間違ってくる。
間違いが2つで済めばいいけど。大抵、もっと増える。だから、一回一回のはめ込む勉強というのも大事だから、
全体を見ながら、これはどの部分というのをしっかりと捉えていけたら、いい地図が完成する。


(平成25年2月23日のお話 第1部A)