真のありがとうございます 

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 言葉が一番大事。例えば、一枚の布があるとする。頭にかぶったら、頭巾。食卓を拭いたら、布巾。
床を拭いたら、雑巾になる。言葉で名前を付けている。言葉通りになる。人も同じ。言葉通りの自分になる。
病気と言えば、病気の自分。健康と言えば、健康な自分。

真の神さまは、真の自分にはプラスだけだから、一切のマイナスはない。
過去を掴まなかったら、残像の虚の世界には絶対に落ち込まない。新たに新たに、プラスだけを受け続けられるから、マイナスは一切ない。
プラスばっかり。連続して、ずーっと永遠にプラスだけになる。だから、本当は、ありがとうございますで、受け続けるだけでいいわけ。

ところが、過去を掴む。残像の世界に落ちこむ。そこは新たなプラスが受けられないから、プラスが少なくなっていく。
どんどんプラスが少なくなったら、マイナスに掴んでしまう。マイナスの言葉を使う。さらにマイナスが増える。
マイナスを一杯溜めこんだら、大きいマイナスになってしまう。病というのは、全部マイナスの言葉の結果。
言葉通りになっているという結果なの。

言葉が最初にあって、形に現れたら、結果として表れて消えているだけ。でも過去を掴む人は、結果を見て、また同じ言葉を使う。
一回では済まない。たくさんの言葉を使うと、マイナスの言葉を一杯積み重ねる。それをまた形に表す。
ますますマイナスを増やす。悪循環になるの。

でも過去を掴む自分は、思いの自分。本当の本心の自分ではない。本心の自分は、神さまと一体の自由自在の心。
どんな言葉でも自由自在に駆使できる自分。思いの自分は、マイナスの言葉の集積。それと自由自在な意識の自分とは違う。
だから、思いは自分ではない。思いの自分というのはないの。違うよ。思いは思い。本心の自分が本当の自分。
本心の自分は、言葉通りになっているのを眺めたらいいだけ。マイナスの言葉を使ったら、マイナスが出る。言葉通りに形に現れる。
これが判ったら、今度はプラスの言葉を使ったらプラスが現れる。虚の世界も言葉通りに表現できる。
マイナスが嫌だったらプラスの言葉で、プラスを表現して虚の世界を完成させたらいいの。
でも、虚の世界が必要なかったらもう消してしまえばいい。一大循環の世界に入って過去を掴まなくなったらいいの。
今度は過去を掴まない練習。

この世でその練習をするとしたら、過去のマイナスは全部、万分の一の軽さで消していただいているという風に、
消してもらった、もう消えたっていう風に、確認を繰り返したら全部消えるの。
それも万分の一か億分の一か、無限分の一に、マイナスを軽くして消していただいたって、突き放せばいいの。
そうしたら、すべてのマイナスが消えるの。ただ、思いの心は、過去を掴んでしまう。
そして、現れた中でも小さく部分を掴む。過去を掴んで、さらに部分を掴む。だから、何も判らない。
一切の問題解決ができない。解決する自分は、本心の自分。

どういう風に解決するか。本心の自分にとっては、自分の見ている世界全部が自分のもの。
過去に自分の使った言葉が必ず形に出るとしたら、この宇宙、全大宇宙のどこかにマイナスがあったら、
それは過去の自分のマイナスの言葉。これはもう、真の神さまの前に立ったらよく判るはずなの。
真の神さまは、プラスだけの循環。それを自分が少しでもマイナスに見た時は、自分の色メガネの中のマイナス。
他の人の色メガネではない。自分自身の色眼鏡のマイナスになる。だから、その色眼鏡についているマイナスは、
自分の過去に選んで使ったマイナスの一言。まだ形に現れずに消しきれてなかったのが、形に現れて見えているだけ。
だから、縁者と言うけれど、虚の世界の縁者は全部。みんな自分。小さく掴んだら小さくなる。
大きく掴んだら大きくなる。全部、本当は自分。全て自分のマイナス。

まず、総責任者という立場に立ったら、全ての責任を自分に持って来る。マイナス、全てのマイナス、一切のマイナス、
どんなマイナスも自分の責任。それをまず受け入れないと、消せない。
それが分かった時に初めて、今度自分の自由意志でプラスの言葉に変えてゆけばいいだけ。

虚の世界のプラスでは置き換えだけだから、マイナスは形に現れて順番に消えてゆくけれど、
後、プラスを加えたらプラスが形に現れて、また消えてゆく。でも、それよりも、真のプラスの言葉は、虚の世界の言葉を全部消せる。
思いを全部消してゆける。だから、真のプラスの言葉を選び続けられたら、虚の世界を大きく消してゆける。


 だから、全てのマイナスに対して、自分が真の神さまをそこへ拝み出せばいい、呼び出せばいい。
『ありがとうございます、ありがとうございます』で、もう徹底して『ありがとうございます』で真の神さまを呼び出せばいい。
呼び出したら、全部消える。片っ端から、片っ端から消し切ればいい。消し切るというのは、そこへプラスを与えるということ。
全てにプラスを与える責任がある。こちらが本当の責任。まず、虚の世界を消し切る為にも、全てにプラスを与え続けないとダメ。

それで、虚の世界が消えた後、本心の自分に戻る。今度は、本当の責任を果たす時になる。
一大循環の相象と一つに融け合って、全てに対して愛のプレゼントを与え続ける。
本当に必要なものを的確に与え続ける愛の生き方になる。それが本当の自分の生き方。
神さまと一つになって生きる、神さまと共に生きる、みんなと支え合って生きる。
らこそ、自分は全体へ、全てへ、愛を与え尽く

(平成25年2月23日のお話 第1部@)