真のありがとうございます 


5つの生き方に応じて、振り替えという言葉も受け方が違う。まず第一番目の求める心を生きる人にとって、振り替えとは何か。
振り替えは元々、必要なものと取り換えてもらうこと。求める心の人にとっては、一番最初は、何が欲しいかということになる。
欲しいものが、必要なの。やっぱりレベルが低いとそう。でもある期間はそれでいいの。
欲しいものを追い求めて、それを手に入れようとしてもいいの。何かを手に入れるためには、自分のものと交換をする。
お金の欲しい人なら、お金と自分の働きと交換したりとか、物で物々交換したりとか、病気を治して欲しかったら、医療費を払わないとダメ。
お医者さんに頼るのではなく、神さまに縋るんだと言って、神社にお参りをして、お賽銭を入れるのもそうかもしれない。

だから、自分の今必要と思うことに対して、何か代償を払って、交換するのは全部、振り替え。
求める心の世界は全部そう。種類が沢山ある。無限にある。色んな振り替えが起こる。
求める心の生き方をしている人にとっては、そういうこと全部が振り替えになる。

最初は、振り替えも思い通りに、願い通りになるかもしれない。それではまだ、本当に必要なものではないという風になってきた時に、
逆に、思い通りにならない振り替えがある。お金が欲しいのだけど、働いても働いても、ちょっとしかお金がもらえないとか。
これも必要なの。順番にレベルアップする過程では、より必要性が変わってくる。
何でも欲しいものが手に入ったら、借金の方を増やしているかもしれない。
逆に、欲しいものが手に入らなくなった時、借金を減らしているかもしれない。
そうすると、思いも、増やすか減らすか、どちらが必要かと見た時に、減らす方が必要だったら、
思い通りの願いにならないすがたで振り替えてくる。交換していく。

2番目は、受ける心の生き方。受けるというのは、求める心がもう一切ない人。全てをいかにプラスに受けていくか。
自分の見ている世界全部、プラスだけを拾い集めるか、プラスに翻訳して全部受けるか。
このプラスに受けるのでも、小さいプラスに受け直すのと大きいプラスに受け直すのと、色々ある。これも受け方が、無限に種類がある。

いつも大難を無難にしてもらってありがとうございます、これも大きい受け方。家族の誰かが、
私の身代わりに病気になってくれているとか、これも一つの小さい受け方。とにかく、プラスに受けたら、受ける生き方の振り替え。
世の中の全部、全てが自分のマイナスを振り替えてくれていると見たら、世の中のマイナスは全部、振り替えになる。
でもこれは振り替えというのでも、まだ、受ける生き方の振り替え。受ける自分が、振り替えとして受けているだけ。
自分が振り替えているのとは違う。いくら上手に振り替えとして受けても、まだ振り替えてもらったと受ける生き方。
真の神さまが振り替えてくれているという言葉で受けても、同じ。自分がまだ受けているの。
振り替えを受けているという生き方。これは、小さくも大きくも、色々無限に種類があっていい。
これは、受ける心を生きている人の振り替えの意味。

3番目は、与える心の生き方。与える生き方。与えるというのは、例えば、大きいマイナスを持っている人と、
自分の持っている大きいプラスとを交換する。自分がするの。地獄に堕ちている人の大きいマイナスを背負って、
自分の持っている大きい徳を、プラスの徳を交換して、救い上げるとか。これは、与える生き方の振り替え。
これは、自分がする。自分の持っているものと交換して助けるの。

これも小さい振り替えと大きい振り替えがある。振り替えでも、菩薩だったら小さい。仏になったら大きい。
僅かな人を助けるのと、大勢を助けるのとはまた違う。同じマイナスを背負って、思いを消すのでも、個人の思いを消すのは小さい。
例えば、地球全体の思いを消すのは大変。大きい振り替えが必要になる。これはもう、常に自分の持っているものとの交換。
だから、自分の徳を、貯金をたくさん増やしておかないと、振り替えは出来ない。
普段から人助けをして、陰徳を一杯積まないとダメ。その大きい陰徳と大きい借金のマイナスとを交換して、さっと消し去るの。
これが与える生き方の人の振り替え。

これはまだ、循環してないの。求める生き方も、受ける生き方も、与える生き方も、循環していないから、虚の世界はそのまま。
虚の世界の中での取り替えなの。本当の意味で、虚の世界が消えるのではないし、我が消えるのでもない。思いが本当に消えない。
移動させるだけ。取り替えるだけになっているかもしれない。

4番目が、支える生き方。支えるとは、真の神さまを与える生き方。ここから、循環させる力が降りる。
支えるのは、真実の世界のすがただけど、支える生き方が、虚の世界に降り注ぐの。本心の自分が真祈りを祈ることで、
真の神さまを与える、与え続ける。これで虚の世界に必要な光が流れる。光が加わるの。
そうすると、虚の世界の神仏、仏とか菩薩にまで、本物の光が残像としてでも入ってくる。力を添えていける。
真の神さまを与えるというのは、一大循環の流れをそこへ持ってくるから、流れも加えていける。
だから、虚の世界を押し流す力がそこに出てくる。同じ振り替えでも、支える生き方の振り替えが加わって、初めて、
虚の世界全部にバックアップの力が加わってくる。光を与えて、プラスを与えて、マイナスを消す働きと、
押し流す働きで消していく働きと、二通りの力が段階に応じて全部に加わるの。支える生き方の振り替えは、
虚の世界の振り替えの全部をバックアップする。これも無限の種類があっていい。
色んなバックアップで、虚の世界の取り換え、振り替えを助けるの。それと同時に虚の世界の思いを消すの。

最後の支え合う振り替え。支え合うというと、真の神さまの振り替えのバックアップ。これはもう、虚の世界は相手にしない。
真実の世界の一大循環の世界の本当のバックアップ。虚の世界のバックアップぐらいは、末端の天照大御神様1人でもできる。簡単なもの。
真実の世界の本当のバックアップ。本当に必要なものと取り換えてあげる、本当に新しいものと取り換えてあげるという、
このバックアップの働きが、支え合う振り替え。これはもう、一番奥から、虚の世界の末端まで、全部一貫している。
真の神さまの本当の絶対の愛の働きが、一大循環の相象(すがた)って、一大循環の世界を完璧に護りきっている。
本当に必要なものを、必要なだけを、必要な人に、必要なところへ、的確に今の一瞬、無限のスピードで、与え続けている。
絶対に間違わない。だからもう最高の幸せを味わい続けるようにしてもらっている
 

(平成25年12月7日のお話 第1部@)