真のありがとうございます 

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救いに立つと、力のある神さまが振り替えに使ってくれる。本心の自分だったら1番いいのだけど、
本心の自分でなくても、誰か高い神さまが使ってくれたら、振り替えができる。その時に波が合わないとダメ。

振り替えは、あの世の大きいマイナスを小さくして消すため。この世の幸せを与えるためではない。
みんなこの世で働いている人は、この世を良くしたいと一生懸命。それも、一時的な助けを与えようとしている。
だから、国は、福祉のためにと言って、ただで何でもしてあげたらいいと思って、
借金を一杯積み重ねて、国債を発行しては、マイナスを一杯積み重ねている。
一時的に助けても、大きい借金を残したら、結局その利息が増えて、後で借金漬けになる。
そしたら、後で大きいマイナス、苦難を背負わないといけない。そういうのは、助けたことにならない。
マイナスを殖やしたことになる。それは、絶対に振り替えにはならない。逆になっている。

本心が少しでも出て来て輝いている人は、自分を捨てて、質素に贅沢をせずに生きて、少しでも必要なプラスを与えようとする。
だから、そういう人は、神さまも応援しやすい。使いやすいから。振り替えの働きにも使ってもらいやすい。
でも、自分を見せる、我を出すというのはダメ。我の心と救済の神さまとは波は合わない。
自分はこういう良いことをしているとか、見せたらダメ。自分を隠して隠して、本当に必要なものを与えようとしないとダメ。
甘やかしてもダメだし、贅沢なものを与えてもダメ。本当に必要なものを与える働きでないと、神さまの邪魔をする。
困っているから助けたらいいとは限らない。それが、その人の本当の勉強、試練になっているとしたら、取ったら邪魔してしまう。

病気ひとつ治すのでも、ただ病気を治したらいいのと違う。必要な病気もあるかもしれない。
その人がどれだけ本当の修行をしているかはわからない。病気で大きい修行をしているかもしれない。
だから、病気でも何でも治したらいいのではない。本当に何が必要かという見極めも大事だから。必要なだけを助け続けないとダメ。
それも本心の自分に戻ってきたら、自然に導かれてわかってくると思うから、ありがとうございますで、神さまに波を合わしておくと一番いい。

本心の自分というのは、真の神さまが真の自分として出てきた時が本心の自分。真の神さまだけを言葉にすると、本心の自分に戻りやすい。
だから、ありがとうございますは、真の神さまの名前、真の神さまの働きの全て、真の神さまそのものって、
そういう気持ちでありがとうございますを唱えて、与え続ける。そしたら、本心が早く輝いて出てくる。本心の自分に戻っていく。
本心の自分というのは、一切の我を消さないと戻れないから、最初は、ありがとうございますで、真の神さまを呼び続けているの。
そして、一切の我を消してもらうの。それで、与え続けるようになったら、本心の無色透明、自由自在の自分の中を、真の神さまが循環する。
通り抜ける。その時、本当の本心の輝きが出てくる。だから、とにかく、与え続けるお祈りができるようになったら、早く本心の自覚に戻る。

最初は、感謝、お礼というふうに捉えている。受けるだけ。これはまだダメ。どれだけプラスに受けてもダメ。与え続けないと。
それも自分の持っているものを与えたのでは、まだ小さいからダメ。
真の神さまを与え続けるという祈り方になって、自分の中を真の神さまが通り抜けないとダメ。それを目指す。
真祈りのありがとうございますと普通のお祈りとは違う。感謝のお祈りと言っていたらダメ。真祈りにならないと。
真の神さまを与え尽くすお祈りにならないと。


(平成25年11月9日のお話 第2部@)