これから、本当の護摩焚きが一番大事な行事になるの。毎日のお祈り、一回のお祈りを無限倍に変えるための行事になる。
一回のお祈りが一回だったら、何億年祈っても、本心に戻るだけのお祈りにならない。
本心の自分に戻るためには、無限のお祈りを捧げても、まだ不可能なぐらい。
それを可能にするのは、一回のお祈りを無限倍に変えてもらう大きいお祈りにならないと。
無限の無限のお祈りを捧げるようになってきて本心に戻る。だから、それを活用しないと。
一人で祈っているお祈りでは、絶対不可能。みんなが心を一つにして、支え合って、一回のお祈りを無限倍に変えるの。
だから、いつも全体の助けを感じ取って祈らないとダメ。

護摩木に書くのも同じ。一回自分が祈って書いているのは、一回のお祈りになるの。
背後の大勢が、少なくとも何十万人が一緒に祈りを込めて書いてくれているという風に受け直さないと。
一字ありがとうございます書いたことがね、何十万倍にならないとダメ。でも、自分が大きくなったら何億人縁者が出来るの。
大勢の縁者と一緒に、祈りを込めているという風に変わっていかないと。それが今度、与え尽くす側になったら、
真の神さまも一緒に祈りを込めていると言わないと。一回のお祈りが無限のお祈りにならない。
それはもう、地球を救うために、本当にみんなを救おうと思ったら、そういうお祈りが大事なの。
一万人がそういうお祈りしてもまだ足らないぐらい。どれだけの人数の無限のマイナスを消そうとしているか、普通は不可能なの。
それを可能にするための神さまの計らいだから。たかが護摩木一枚ではないの。大勢を載せる宇宙船になるの。
何十万人を一度に乗せる宇宙船に変わるの。

奇蹟というのは、考えても絶対起こりそうもないことが、神さまの助けで起こる出来事。
その奇蹟でも、大奇蹟、一大奇蹟があるの。ミニ奇蹟、ミニミニ奇蹟もあるの。病気がぱっと治るのは、ミニミニ奇蹟の方。
思いの心から本心の心に戻るのが奇跡。もっと全体を大きく変えるのが、一大奇蹟。
一大奇蹟を起こすために、ありがとうございます護摩が始まっているの。これは地球だけではない。宇宙を変えるためのもの。

日本が、中心になって世界に広がるの。また宇宙に広がる。
そうでなかったら日本列島が、世界の大陸の縮図でも、宇宙の縮図でもない。
北海道は北アメリカ大陸とそっくり。星の世界も、同じようにそっくりなものがある。
北アメリカ星雲と言って、白鳥座のところにちゃんとある。どんどん入れ子構造に広がっているの。

またこの地もそう。琵琶湖の傍(はた)が、なぜ中心かというのもそう。
富士山は外に出ているけど、琵琶湖は中へ沈んでいる。同じ姿をとっているらしいね。でも、谷の方が本物なの。
谷神の真の神さまの働きは、全体を支える働きだから表に出ないの。
ただ、真の神さまに近づくのは大変なの。色んな障害が一杯ある。岩戸を穴開けて開いてくれた。
天岩戸を開くのでも、開いてもらうのは大変。八寒地獄なんて氷の世界。
氷の世界を割って取り出すというだけでも、大変なこと。
一人一人を救おうと思ったら、みんなの氷を溶かしてあげなきゃダメなの。勝手に来なさいでは、誰一人来られない。
だから、道を通りやすくするためもあるけど、氷漬けになった人を救うためもある。

ここが除雪に追われているのは、そういう意味。ここに来た時から、なんでこんな大雪の中へ置かれたと思う？
4ｍ降った時がある。5m近く降ったこともある。ここでだいたい5千平米の広さがあるから、5mの高さで5000平米。
この雪の量がどれだけあるか。一輪車で今日はちょっと運んでくれたけど、一輪車に一人、100回運んでくれたとしても、
どれだけの回数運ばないといけないか、ちょっと計算してみて。5000平米。
1mで5000立方メートルとして、１立方メートルを一輪車で多分10回で運べないと思うね。そしたら、一輪車で運ぶのは１mとしても5万回。
5mになったら、25万回。一人で、一日百回運んで、何日かかって何人で働くの？すごい数でしょ。
それだけの人が除雪に携わって、氷を神さまのお祈りの光で溶かしてもらって、救いの道を広げているの。

だから、無駄な働きは何もしてない。本当に大変な仕事をみんなずっとし続けているの。
色んな意味で、道路の除雪も同じ。業者に頼んだら一回これで除雪しても30万円かかる。
愛東の方から上がって来るだけで、多い雪の時は一冬30回以上。少ない時で、15〜6回、大抵20回余り。
それでも道をつけるための、この心の世界の清めのための除雪なの。みんなが神さまの世界に戻れるように、道をつけるための除雪なの。
便利にするためではない。表面的に、みんなが来れるようにするためではないの。
それもあるけども、そんなことはどちらでもいいことなの。みんな本当は、世界一周して来てくれたらいいくらいなの。
そのぐらいの気持ちで来てくれる方が本当は正しいぐらいだけど。

だから、みんなが来やすいように除雪している。地獄や餓飢道に堕ちている人を救い上げるための道つけ、登ってこれるように、
こう助けるための、お祈りを込めての除雪。それをみんなが一生懸命、頑張ってしてきてくれたから、
全体が大きく変わってきているの。一回一回の除雪が無駄ではないの。本当に無駄だったら何もしない。
何のために除雪するの、そんな無駄なことは絶対しない。本当に必要だからするだけで、それも無限の価値があるからする。
ここですることは一番大事な必要なことしかしない。お金儲けが必要だからって、そんなお金儲けなんか絶対にしない。
ただ、神さまが絶対に必要としてるからさせてもらうだけで、それもお祈り込めて、命懸けてよ。
道路を除雪するのも大変なの。命懸けよ、みんな。

神さまの大きい愛の働きは、想像を絶している。本当に地球を救おうとしたら、そこまで神さまがしてこないと、何も出来ない。
やっと神さまの本当の働きが今年から始まっている。神さまが表に出てくる。出しゃばるのと違う。大きい働きで出てくる。
みんなが神さまの御用に使ってもらって、みんなが前へ出るの。神さまがみんなを通して大きく働いてくる。
真の神さまのお手伝いに生きて、本当の幸せな自分になるの。

そのために必要なことは、ありがとうございますをしっかり祈ること。
いつも神さまを呼び続けて、全託すること。我は一切出したらダメ。思い通りなんて思ったら大間違い。
100％神さまのお蔭って、謙虚に謙虚に、ありがとうございますを唱えたら、神さまが使いに来る。
そのために、神さまは今まで準備して、みんなを助けてくれたんだから。

（平成25年2月9日のお話�B）