真のありがとうございます 

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 病気になる原因。神さまの世界は、真の神さまの一大循環の愛の働きで、無限に無限に輝いて輝いているから闇はないの。
病もないの。虚の世界に堕ちて病になる原因は、輝きを拒絶しているから。受け取れなくなって拒絶するから。
まず、過去を掴むと残像の世界に入っていく。残像の世界においても、どんどん残像を掴めば掴むほど、その輝きが消えていく。
マイナスの言葉を一杯使うと、闇の世界に入っていく。心に溜めたマイナスの言葉の集積、マイナスの思いが、病の原因、病そのもの。
心に溜めたマイナスの言葉、思い、これが病の姿。それが形に出たときは、消えていく時。形に現れて消してもらう時。

心の闇が病の一番の問題。癒すというのは、輝きをいや増すこと。輝きを加えることで輝きを元に戻していく。
いや増しに増して、元の無限の無限の輝きに戻していくこと。そしたら、癒される。その癒しの方法も沢山ある。

まず、その人間の心境をお釈迦さんは10に分けて十界と言っている。
地獄・餓飢・畜生・修羅・人間、天上、これらは六道(ろくどう)、六つの道。
六道というのは、過去を掴んで思いを一杯積み重ねる世界。プラスだけだったらいいのだけど、
マイナスを一杯積み重ねるから、マイナスの思いがどんどん思いが溜まっていく世界。

次の声聞・縁覚のところが、過去を掴まないで、新たに新たに神さまからの光を、真理を受け入れて、
上に昇っていこうとする。だから、過去の思いを消そうとする段階が、声聞・縁覚。
声聞というのは、本を読んだり、お話を聞いたりして、思いを消してくれる光の言葉、真理の言葉を受け入れて、
思いをどんどん減らしてもらうの。それがどんどん進むと、思いが減ってくると、今度は周りの環境全部、
自分の色眼鏡を通して見ている世界というのがよくわかってくる。これがわかったら縁覚。因縁の原理がわかるの。


 因縁因果の法則は、大きく分けて3つある。不因果(ふまいいんが)とは、因果眩まさず。
目には目を歯には歯を、殺したら必ず殺されるという厳然とある絶対の法則。
マイナスの言葉を一言使ったら、それが必ず自分に戻ってくる。言葉通りに必ず成るというのが、因縁因果の法則。
六道の世界は、みんな自分の言葉通りに作って、そのマイナスを全部受けているの。
それは絶対誰一人例外もなく、厳然と働いてくる。ただ、大きいマイナスでも、自分を護ってくれる守護霊さん守護神さん始め、
救済の神さま、真の神さま、また縁者、ご先祖様、色んな所から、救いの助けが必ず降り注いでくる。
自分の知らないところで、マイナスを軽くしてもらっている。だから、いくら因縁因果と言っても、
マイナスは万分の一以下にしか出ない。どこにおいてもそう。軽く軽く済ませてもらっている。

だから、このマイナスが病気の原因というのは、絶対わからない。何が出ていても、過去世の無限のマイナスの中の一部。
万分の一しか出ないから。今の心がマイナスだから、病気になるとは限らない。そういう浅いものではない。
それで、大勢の護りを受けるプラスを加えてもらうことによって、どんどん癒されていく。
大きい無限のマイナスが癒されて明るくなってくる。それで、声聞・縁覚の段階に引き上げてもらう。
その縁覚というのは、本当の因縁因果の不
因果の原理が骨の髄までわからないとダメ。わかる練習をするところ。
まず、真理の教えを聞いて聞いて、本を読んで読んで、本当の法則とは何か、本当の原理とは何かをしっかり学んで、
どう生きたら幸せの道を歩めるのかを学んで学んで、それで声聞の段階を越えるの。

次は、縁覚の状態にならないとだめ。この因縁因果の法則をしっかりと学ぶの。
そのために必要なことは、楽天的な生き方と、楽観的な生き方。本当のプラス思考。
自分の今見えている世界の中で、プラスだけを拾い集める。数え上げる。プラスだけを数えるの。これが楽天的な生き方。
それが出来たら、今度は、全てをプラスに見る練習。楽観的な生き方。全てをプラスに見る生き方をしていく。

今加えたプラスの言葉は、すぐ出るようになる。マイナスはダメ。過去世のマイナスが出てくるかもしれない。
でも、今のプラスを、今一言プラスを使ってその通り出たら、言葉通りに成るというのがわかるの。実証されるの。
大きな大きなマイナスの中で、今一言、今の一言、プラスだけでプラスが出たらわかる。
その体験を積み重ねないと、因縁因果の法則は理解できない。今新たに選ぶプラスの言葉をしっかりと唱えて、
プラスをどんどん現してもらう。そしたら、因縁因果の法則がよくわかってくる。そしたら、縁覚の心境に到達する。

そしたら、因縁因果の不因果の世界に堕ちない。不落(ふらく)因果の世界に入る。
不落因果というのは、今新たにプラスの言葉で受け直す世界。過去は無関係。過去は無関係にしてもらえる。
全部棚上げにして、消し続けてもらえるの。その縁覚の心境に到達したら、
今度は、過去世の無限のマイナスを消すために、何が必要か。やっぱり、お祈り。思いを消す、本当のお祈り。
思いを消せなかったら、本当のお祈りとは違う。どんな真理の本を読んでも、その真理の言葉を生きていたら、思いを消す力がある。
どんな本でも、同じ言葉で書かれていても、生きている言葉と死んでる言葉がある。死んだ言葉には思いを消す威力はない。
だから、沢山同じ本が書かれているけど、同じではない。違う。そこに真の神さまの命が吹き込まれているかどうか。
生きている言葉には、同じ言葉の威力がある。

だから、ありがとうございますも同じこと。単なる感謝だったら威力がない。真の神さまだったら、威力がある。大きい違い。
宗教書を読んでも、いいことが一杯書いてあるようにみえるけど、沢山読んだら思いが全部消えて悟りが開けるのかというと、違う。反対。
知識が一杯詰め込まれて、思いが一杯溜まって、神さまなんて理解も何もできなくなって、迷ってしまう。
だから、縁覚の状態になって、初めて本当のお祈りを実行しようとし始める。

お祈りを実行し始めたら、菩薩。このお祈りも、求めるお祈りではダメ。声聞・縁覚は、まだプラスを新たに受けようとする世界。
でも、菩薩になったら、今度は与え尽くす側に立たないと、お祈りが本物にならない。
プラスを受け直すお祈りは、声聞・縁覚のお祈り。菩薩のお祈りは、与え尽くすためのお祈り。そこに本当の威力が備わる。
神さまのバックアップがあって、必要な大きい光が流れ込んでくるから、どんな大きい力でも無限に流れ込む。
だから、絶対にマイナスには負けない。どんどん思いを消し続けてくれる。マイナスを消し続けてプラスに置き換えてくる。
プラスを加えることによってみんな癒されていく。

その内に、自分の心の色眼鏡が全部きれいになってくる。そしたら、仏の世界に入るの。
色眼鏡の汚れが全部消えて、きれいになったら仏の世界。そこは、虚の世界で最高の世界。
プラスだけが、降り注ぐような世界になっているの。与えて、与えてもらう世界ではない。
与えて、与えてもらうのは、因縁因果の世界。不昧因果の世界。菩薩、仏の世界は、不動因果という。不動心の世界。
これはもう、真の神さまの世界の木漏れ日が溢れて世界に降り注いで、プラスだけが循環する世界。
だから、プラスだけの循環。真実の世界とは、スピードが違うけど、大きさも何もかも違うけど、
虚の世界のプラスの循環の世界。だから、プラスばっかりの循環を感じられるから、心がいつも安らかな不動心になれる。
ここから真の神さまの世界に戻ったら、本物の不動心になる。悟りの心境に入っていく。


(平成25年2月9日のお話@)