真のありがとうございます 

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 まず根本が、祈り。ありがとうございますの真祈り。与え続ける真祈りをすること。みんなに真の神さまを与え続ける。
そうすると、みんなの中に真の神さまが降り立つ。大勢が真祈りで真の神さまを与え続けてくれたら、自分の中から真の神さまが飛び出す。
そうすると、必要なことに気付く。智恵も力も湧き出るようになる。
そのために、自分もまず同じように、みんなのために、みんなに真の神さまを与えようとする。祈り続けて、与え続ける。
そしたら、自分に対しても周りが全部、同じように真祈りで、真の神さまを与え続けてくれている。

祈るから、やっぱり神さまの助けを受けやすくなる。常に祈り続けるというのが大事。大きく与え続けること。
それが本当の支え合いの力になる。だから、この世の小さい仕事だけをみんなの力でさっとするって、こんなことではない。
根本は、真の神さまの力で、大きく全体を幸せにする働き。例えば、この世の地球を幸せにする、そんなちっぽけなものではない。
全大宇宙、それも虚の世界のではなく、入れ子構造の全大宇宙。一大循環の相象(すがた)のそのものの世界。
そこを一瞬一瞬新たに、幸せ一杯にし続けること。

新たに新たにというのが、神さまの支えの与える働き。常に、過去は無関係。過去のすがたは何も必要ない。
常に、新たに絶対の中心から神さまのプレゼントが降り注ぐ。自分も新たな自分が一番大きな自分。
古いほど小さくなって我の自分、それも小さい我の自分になっていく。

だから、常に新たな自分が全体を支えようとして生きる。全体を、というのは、絶対の中心から眺めたら、本当の全体が見通せる。
肉体の自分から見たら、全体ってわからない。全体が見えない。

でも、絶対の中心から全体を見るのだったら、全部見通せる。だから、一番新たな自分が、絶対の中心に立つ自分。一番大きい自分。
一番新しい一番大きい自分が、絶対の中心に立っている。そこから全体を支えようとする。
支えるというのは、みんなを最高の幸せな状態にするために、必要なものを的確に与える働き。
だから、真の神さまをみんなに与え続ける働きをする。これが真祈り。それも、一番奥の真祈りは、秘奥義のありがとうございます、真祈りの本物。
これが一番大きい自分。一番新しい自分が、一番大きい自分。それを忘れたら、どんどん小さくなる。
いくら本心の自分でも、どんどん小さくなる。虚の世界に転落したら、大きい我から小さい我に転落していく。小さい小さい我になっていく。

だから、常に、根本は一番最初。どこへ立ち返るか。どの立場から出発するか。常に、絶対の中心からと定めた方がいい。
絶対の中心に立って、絶対の中心から、全ての全てに対して。全ての全ては、真実の世界の全て、虚の世界の全て、
本当の全ての全てに、真の神さまを与え続けようとする。そのために、ありがとうございますを、神さまの名前を唱えて、
名実ともに神さまを与えようとする。それが本当は、一大循環の相象そのもの。新たな一大循環の相象。
一瞬一瞬新たな一大循環の相象を取り続ける。

これが、真の神さまと一つに融け合った、真の自分の生き方。そこに戻るのを目的にする。いつもそういう自分を生き続けようとする。
一番幸せな自分。無条件の幸せで一杯というのは、全体の全ての幸せを全部束ねて、全部自分の幸せとして受け取れる自分。

だから、与え続けてこそ、みんなの幸せが自分の幸せ。最高の大きい与え方を全体にしようとする、それが支え合い。
支え合いに生きようという気持ちが、自分を絶対の中心へ立たせてくれる。
最初は、小さいかもしれない。支えようというのでも、小さい立場に先ず立とうとしているかもしれないけど、
でも支え合いをしようという自分は、どんどん大きく立場を戻していける。絶対の中心へ戻ろうというのでも、早く戻れる。
やっぱり言葉が一番大事だから、常に絶対の中心からって定めた方がいい。
出来るだけ大きい立場から支え合いをしようとする方が、末端にまで光が届く。
そしたら、肉体の自分にとっても、支え合いのすがたがそのまま出てくる。この世的にいろんな仕事をするのでも、
本当にみんなが支え合って力を一つに出来る。バラバラで、一人の力で、みんなが同じようにバラバラにしている仕事よりも、
10人だったら、10人が寄ったら、相乗効果の大きい働きに変わる。

日本ミツバチの集団の力も大きいけれど、人間の方がもっと大きい力を発揮する。
昔のたとえで、矢が一本だったら折れるけど、三本だったら折れないという。
それどころか、10人寄ったら、相乗効果の100倍の力を発揮できると思う。それはもう、その中の最高のレベルに合わせて、
みんなの力を引き上げる力が、必ず支え合いの働きとして出てくる。お祈りでも、一番高い人の心境に合わせて、
そこに神さまの光が降りるから、みんなの心境もすっと同じレベルまで引き上げてくれる。支え合いの時はそう。


(平成25年9月14日のお話 第1部A)