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神さまの世界、本心のみんなが全智全能無限力だったら、一人の人が何でもできる。何でもできる人が無限に集まる。
だから、役割を決めて、ばらばらで絶対しない。みんなで支え合ってする仕事。自分が表に出ない。
全部奥に控えて、みんなを支えようと待機する。一つのことをする時に、誰か一人が選ばれて、スーッとする。そういう助け方。

でも、虚の世界はみんな能力がないから、一つのことしかできない。
何でも出来る能力がないから、できる人を振り分けて、ばらばらにして全体をまとめようとするのだけど、それではまとまらない。
そういう生き方では、バラバラになって、我ばかり積み重ねているだけ。

だから、我を消す生き方は、支え合いしかない。自分の能力を全部、一端隠して0にしておいて、必要なだけを出すという生き方。
本当は、一人の人を一つの仕事で能力を発揮させようと思ったら、みんながバックアップしてお祈りしたら、習わなくても、すぐ能力が出る。
教えてもらわなくても、スッとできるようになる。そういう体験をした人が周りにいるだけで、その心がそのまま伝わる。
そのまま能力があるのと同じようになってスッとできる。一体化の能力ってものすごい。

虚の世界ですらそう。肉体の中に守護霊さんがすっと入ったら、守護霊さんの能力がそのまま出る。
色んな神がかりがあって、色んな種類の神さまが入ったら、その神さまの力がそのままスッと出る。
何にも教えてもらわなくても、そのまま能力が出る。本当のお祈りの世界はもっとすごい。
みんなが能力開発して、全智全能無限力になって、何もできない人が一人いたら、その人をバックアップするだけで、
みんなと同じ能力がスッと出る。支え合いの力ってそういう働き。

みんなが全力を出し尽くさなければ、必要なものが生み出せないというわけではない。
必要なものだけでいいというのだったら、10人いたら、一人だけでいい。残りの9人はバックアップ。一人でこなせる仕事。
必要なものだけだったら。そのぐらいの感じ。物の製造が今そう。十倍贅沢。無駄なものを作っている。
十分の一の製造でいいのだったら、みんなの働く時間は、十分の一。それでも本当に必要なものかどうかわからない。
本当の必要なものって、もっと少ない。

だから、色んな仕事を次から次へと、順番にみんなで支え合ってしていく練習が大事。どんな仕事もそう。短時間で終わる仕事でも。
例えば、ここ全体を掃除するとしたら、みんなでしたら5分で済むかもしれない。でも一人で一日かけてしてもダメ。
支え合いがなかったら、一生懸命祈りながら一日掃除しても、我がどれだけ消えるか?あまり消えない。
みんなが5分間で支え合ってした掃除の方が、みんなの我が大きく消える。

どんな仕事も優先順位を決めたら、みんなでするのが正しい。みんなで支え合ったら、あっという間に終わる。
その時に我が消えて、喜びが湧き上がる。スピード化する。これからは、我を消す生き方の時代。
みんなが我を出して、表に出しゃばる時代ではない。
 

(平成25年8月31日のお話 第2部E)