真のありがとうございます 

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Q:「我の自分は、真の神さまに与え尽くした時に消えると思っていたのですが、
我の自分をコントロールするというのは、肉体の我の自分をコントロールすることですか?」

A:本当は、真の神さまに与え尽す前に、真の自分、本心の自分が、先に肉体の自分をコントロールしていないとダメ。
道具の自分を全部、自由自在にコントロールできてこそ、真の自分が神さまのお手伝いに入る。
まだみんな本心の自分に立ってコントロールしていない。本心の自分がありがとうございますを言っていない。
我の自分を真の神さまに直接捧げようとしているけど、届いていない。先に真の自分が間に入ってこないとダメ。
我の自分は、真の自分に絶対服従しないとダメ。真の自分に絶対服従して初めて、真の自分が道具として使いこなせる。
だから、真の自分が、我の自分を全部コントロールして、自由自在に支配しないと。

色んな能力の自分がある。過去世のものが順番に出てくる。過去世で、ある程度勉強して、積み重ねたら、天才的なものを持っている。
でも、全部はこの世に先に出てこない。天才的なものは、奥に隠してあって、それが後で出てくる時がある。
でも、それは、まだ我の自分。そんな天才的なものを発揮したからどうのこうのと違う。
我の自分だったら、消さないとダメなときがある。その時でも、本心だったら自由自在に消してしまう。
そういう天才的な我の自分が出てきたら、努力はなにもしなくても、力を発揮するのだから、楽な生き方をとる。

でも、そんな生き方をしていたら本心に戻れないから、世間では有名になって、何でも思い通りになって、自由になってというけど、
逆に本心から遠去かる。だから、どんな自分が出て来ても、本心だったら必要なものを残して全部消しきっていこうとする。
色んな我の自分をコントロールできないと、本心ではない。マイナスの我の自分も出てくるけど、プラスの我の自分も出てくる。
それがいつコロコロ出てくるかわからない。

奥に隠してあるのは、なかなか見つからない。わからない。でも、それを全部消そうと思ったら早く押し出してくる時、
コロコロと人格が変わる。本当にめまぐるしいぐらいプラスにもマイナスにも人格が変わる。
それも大きい立場で眺める自分だったら、自由にコントロールして、必要なものを残して、いらないものを消してしまう。

今は、消す時間が速くなって、速く消してもらう時期だというけど、でも、世の中の人はそんなに速くない。
色んなしたいことが一杯出て来て、それに操られている。自分のしたいことをしていたら、それが消えるまでいかない。
それが次から次へと出てきたら、次から次へと色んなことをし続けて、またそれを積み続けているだけで終わってしまう。
何が必要かって、本当に本心の立場から見ないと。本心の立場から見るには、まず全部の我を消すこと。一切の我を消すこと。
過去の全部を消すこと。新たに新たに、真の神さまからのプラスを、循環を受けること。そのために、お祈りし続ける。与え続けるお祈りをする。

だから、本当の支え合いを目指さないと、入れ子構造の相乗効果は起こらない。
我を消すのでも、消してもらうのも、支え合いの中だったら早く消える。まず、自分が出なくなる。支え合おうとした時に、我が消える。
我を出したら支え合いは絶対出来ないから、支え合いをしようというのは、本心。我を消す働きが降りてくる。
神さまがバックアップして降りてくる。それで、すっと消える。どちらを選ぶかだけ。我を生きるか、支え合いに生きるか。
支え合いに生きようとしたら、我が消える。消してもらえる。一番速い消し方がそう。支え合いに生きること。
そしたら、過去をどうのこうの言わないし、今の自分を言わないし、消し続けてもらってありがたいだけになる。


(平成25年8月31日のお話 第2部D)