真のありがとうございます 

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 神さまとの交流を図るためにどうしたらいいか?ありがとうございますも、ただ唱えるのではダメ。
真の神さまへ与え続けないとダメ。同じありがとうございますを与えるのでも、真の神さまに与えたら、
真の神さまから大きいものが自分に循環してくる。

あの人を幸せにしてあげたい、プラスの言葉を贈ってあげたい、その人に贈っても大きくなって戻ってはこない。
やっぱり自分が与えた対象が、自分より大きくないと、大きいものは返ってこない。
同じありがとうございますを唱えるのでも、小さく与えたら、減って返ってくる。何を与えるのでも同じ。
自分が、お金が沢山あって、貧しい人に与えたって、ちょっとしか戻ってこない。戻ってこないかもしれない。
でも、大金持ちにちょっと何かプレゼントを持って行ったら、大抵沢山戻って来る。同じ。

だから、ありがとうございますを捧げる対象は、真の神さまに向けるほどいい。大きく向けるほどいい。
そういう意味で、真の神さまを全方向に、無限大の外まで遥かに続いているから、全体へ与える。
同じありがとうございますを唱えるのでも、全体に与える気持ちがいい。全体を支える。
支えるという言葉も、支えるというのは、必要なものを与えるという意味。必要なものを与えるのが、支える。

だから、全体にありがとうございますを与える。全てにありがとうございますを与える。
そうすると、大きくなって返ってくる。何万倍、何億倍、無限倍になって返って来る。それが真の神さまとの交流になる。
その交流を繰り返すうちに、神さまに近づく。

この命を捧げます、これは自分の命を神さまに与えて、神さまの命を与えてもらう生き方。交流する生き方。
ありがとうございますを唱えるのも、全托もあるし、恩返しもあるし、絶対奉仕もあるし、
全てを含めて、自分の全てを、神さまから受け取った全てをありがとうございますに托して、神さまに捧げている。与えている。
お返ししている。必ず、それ以上の大きいものが自分に循環してくる。

一回ありがとうございますを捧げるごとに大きくなる。与えるという気持ちがやっぱり必要。
本心の真の自分にとっては、全部、与え続けることで、受け続ける。それで実感し続ける。これが根本にある。受けるだけでは一瞬だけ。
それも無限分の一。受けては与え、受けては与え、こんなことは出来ない。不可能。
与え続けて、受け続けて、実感し続けるというのが一番無理のない、自然な生き方。
そのために、与え続けるありがとうございます、それも秘かに与え続けるありがとうございます。

これが真のお祈り、真祈りのありがとうございます、秘奥義のありがとうございますになる。
全ての全てに対して、秘かに真の神さまを与え続ける。そしたら、神さまの全てを受け続けて、実感し続けて、
本当の神さまと愛の一体感が湧き上がっていく。深く深く、湧き上ってくる。ここまで行って本当の自分。

小さい生き方はダメ、それは我の生き方。どんどん幸せから遠ざかる生き方。
大きい生き方が、真の自分の生き方。幸せを大きくしていく生き方。大きく生きようとしないとダメ。
だから、この肉体という立場に立って、肉体を中心にしたのは、みな小さい生き方。大きい立場から全てを使いこなさないとダメ。
この肉体一個、自分の道具として使うのでは小さい。世界全体を、自分の大菩薩行の道具に使わないとダメ。
真祈りを祈る本心の自分は、自分の世界全部を大菩薩行に使う自分。全てを道具に使いこなす自分。
大きく与え続ける自分だから、本心の自覚が深まる。

同じありがとうございますを唱えるのは、同じ。同じだけども、それでも自由自在な大きい立場から出発するか、
小さい立場にとらわれて、そこから出発するか。常に、大きい立場から与え続けるのがいい。そのために、常に絶対の中心に立つ。
絶対の中心って、一番大きい立場。無限大ではない。無限の無限の彼方の大きい立場。

だから、最初は言葉だけでいい。絶対の中心に立って、全ての全てに真の神さまを秘かに与え続ける自分。
それで、ありがとうございますを唱えたらいい。本当は小さい我を消そうとしなくてもいい。
大きく与える気持ちになっている時は、虚も我も無い。大きい生き方を忘れた時に、虚が出てくる、我が出てくる。
大きい自分を生きたら、過去にあった虚の我も一瞬に消える。新たに虚も我も生まれない。

だから、大きい自分を言葉でまず、しっかりと呼ばないとダメ。呼び出す。言葉通りの自分になって、そして祈り続ける。
ありがとうございます、一言を唱え続ける。そしたら、真祈りに生きる自分。秘奥義の祈りをし続ける自分。後は何もいらない。
与え続けて、受け続けて、実感し続けて、神我一体の本当の神さまと一体の自覚が深くなるだけ。無条件の幸せが大きく深くなるだけ。

常に全体が一つ。全体が完璧な一つ、完璧な流動体一つ。ばらばらはない。本当の一つにならないと。
これが与え続ける自分の本当の生き方。大きい立場から与え続ける、これを忘れないようにするだけ。絶対小さい自分から出発しないこと。

常に、全体を、全てを幸せにするために、必要なものを与え続ける生き方。秘かに真の神さまを与える生き方。これだけ。
それが一言のありがとうございますに全部含まれる。ありがとうございますを与えることが、祈ることが、愛することが、
本当の幸せを全体に全部へ与えること。単に言葉ではない。ありがとうございますが神さまの愛。神さまの全て。
だから、真心こめて、歓び一杯で、最高のプレゼントをみんなに与える、この気持ちになること。
一回一回ありがとうございますが、本当の価値あるものに変わる。


(平成25年8月17日のお話 第1部A)