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 自分にとって一番必要なことを、神さまはさせてくれる。
自分にとって一番大事な必要なことだから、させてくれる。それでなかったら、自分が本心に戻れない。
虚の世界にとどまってしまったら、どうするのか?みんなで支え合うように持っていかないといけない。

だから、本当に何が必要かを見抜かないとダメ。
本当の悟りを開くためには、何が必要かを見抜いて、何億回のお祈りでいいのなら、簡単に誰でも悟る。そうではない。
過去生の無限の思いを消すのに、特に高利の無限の借金を消すのに、大勢の縁者のマイナス全部を消すのに、
どれだけの力がいるか。自分一人だけ悟って上にはあがれない。縁者の分全部、やっぱり消してあげないと、足を引っ張られる。
上へは上がれない。

だから、自分も含めて縁者の全部を救うためにどれだけの力が必要か。その必要な力を貰わないとだめ。
そのために、何が必要か?お祈りも本当の正しい、力のあるお祈りが必要だし、そのお祈りも一人のお祈りではだめだから、
無限倍に効果のあるお祈りに変えるだけの何かがいる。だから、必要なものを神さまは用意して用意して、
みんなにわかるように出してきてくれているのに、それに気づかずにお手伝いもせずにでは、大損をしている。

本当に救われを求めている人にとったら、低い所の時間の感覚は、ものすごく長い時間に感じる。
極楽だったら、一秒で済むことが、地獄に降りたら何億年。極楽で一秒、ああ幸せだなと言っている間に、
地獄では何億年も苦しみ続ける。それだけの時間の違いがある。自分が一秒のんびりしたら、地獄の縁者は何億年苦しむ。
だから、本気で救ってあげたいと願うのだったら、一秒は大事。
本当に救ってあげたいと言うのだったら、一分一秒無駄にしていたらバカ。本当に必要なことが何かを見抜かないといけない。

昔から出家する人でも、自分の悟りを求めて出家したら悟れない。反対。みんなを救ってほしいと、救ってもらうために出家する。
みんなを救うために悟りを開こうとする。そういう人が悟る。みんなを救うための力を与えてもらう。本物の悟りになる。
自分が悟りたい悟りたいと、いくら修行してもダメ。それは、偽の悟りになる。
必要なものが神さまの方から循環してこない。大きい力が循環してこなかったら小さい悟り。

だから、みんなを救いたいという大きい願いをもって修行しないとダメ。
そしたら大きい力が必要だから、大きい力が循環してきたら、本当の本心の自分に戻る。
だから、これからの生き方はみんな自分のことを後回しにする。自分のことは一番最後でいいという生き方。
みんなを先に悟らせる、幸せにするというのが正しい生き方。その生き方が、周りのみんながそういう風にしてくれたら、
自分が一番早く悟りの世界に押し上げてもらえる。神さまが率先して一番に支えのすがたを取って出て来て助けてくれている。
その真似もしなかったら、神さまの助けを受けられない。周りの支えも受けられない。


(平成25年1月25日のお話B)